この計算ツールでできること
時差のある都市間を移動すると、到着地の時計が示す時刻は単純な足し算とは合わないことがほとんどです。このツールは、着陸時に現地の時計が指す正確な現地時刻を割り出し、さらに到着が当日なのか、翌日なのか、あるいは出発時刻より「早く」着くのかまで教えてくれます。世界中のあらゆるUTCオフセットの組み合わせに対応しているため、特定の国だけに限定されたツールではありません。
使い方
出発地の現地時計での出発時刻(時・分)、予定されている飛行時間(時間・分)、そして両都市のUTCオフセットを入力します。オフセットはUTCからの時間差で表され、たとえば冬のニューヨークは−5、冬のロンドンは0、東京は+9、インドは+5.5です。30分単位や45分単位のタイムゾーンにも対応しています。計算結果には、到着地の現地時刻と日付のズレが表示されます。
計算式のしくみ
基本となる関係式は 到着現地時刻 = 出発現地時刻 + 飛行時間 +(到着地オフセット − 出発地オフセット) です。飛行時間によって実際に経過した時間だけ時計が進み、オフセットの差によってその瞬間が到着地の現地時計の時刻に置き換えられます。内部ではすべてを「分」に換算して合計し、1440(1日の分数)で割ることで、日付のズレと時刻を切り分けています。
$$\text{Arrival} = \left[\, T_{dep} + T_{flight} + \Delta_{tz} \,\right] \bmod 1440 \\[1.5em] \text{where}\quad \left\{ \begin{aligned} T_{dep} &= 60\,\text{Depart hr} + \text{Depart min} \\ T_{flight} &= 60\,\text{Flight hr} + \text{Flight min} \\ \Delta_{tz} &= 60\left(\text{Dest UTC} - \text{Origin UTC}\right) \end{aligned} \right.$$
計算例
ニューヨーク(UTC−5)を09:30に出発し、ロンドン(UTC+1、説明用の値)まで7時間45分のフライトをしたとします。出発時刻=570分、飛行時間=465分、オフセットの差=\((1 - (-5)) \times 60 = 360\)分。合計は \(570 + 465 + 360 = 1395\)分 = 23.25時間となり、到着は同日の23:15です。
よくある質問
サマータイム(夏時間)も考慮する必要がありますか? はい。移動する日に実際に適用されているUTCオフセットを入力してください(例:夏のニューヨークは−5ではなく−4)。
日付のズレがマイナスになるのはどういう意味ですか? 時間を「得る」状態で、出発時よりも前のカレンダー上の時刻に到着することを意味します。これは日付変更線をまたぐ東向き・西向きの移動でよく起こり、−1は前日を表します。
どの国でも使えますか? はい。UTCオフセットだけに基づいて計算しているため、世界中のどの2地点の組み合わせでも利用できます。