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公式

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結果

線電流(三相)
18.04
アンペア(A)
電力 10,000 W
線間電圧 400 V
力率 0.8

この計算ツールでできること

このツールは、平衡三相交流システムにおける有効電力(ワット)を電流(アンペア)に換算します。三相電力は、モーター、大型空調設備、配電盤など、工場やビルなどの設備で広く使われています。3つの相が負荷を分担するため、電流の計算では線間電圧と力率に加えて、\(\sqrt{3}\)(約1.732)という係数が含まれます。

使い方

有効電力(ワット)、線間電圧(三相のうち任意の2相間で測定される電圧。例:400 V、415 V、480 V)、そして力率(多くの負荷では一般的に0.8〜1.0)を入力してください。計算結果として線電流(アンペア)が表示されます。入力するのは皮相電力(VA)ではなく、有効電力(ワット)です。両者の差は力率がすでに織り込んでいます。

計算式の解説

線電流は

$$I = \frac{P}{\sqrt{3}\times V_{LL}\times PF}$$

で求められます。ここで \(P\) は有効電力(ワット)、\(V_{LL}\) は線間電圧、\(PF\) は力率です。\(\sqrt{3}\) という項は、三相システムの幾何学的な構造に由来し、線と相の量を関係づけるものです。電圧や力率が高いほど、同じ電力を供給するのに必要な電流は小さくなります。

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角度シータだけ離れた電圧 V と電流 I のフェーザ図で、力率を示す
力率は \(\cos\theta\) に等しく、\(\theta\) は電圧と電流のフェーザ間の角度です。
電源、3本の線、線間電圧 V、負荷への線電流 I を示す三相回路
線電流 \(I\) は、平衡負荷へ給電する3本の導体それぞれを流れます。

計算例

たとえば、線間電圧400 V、力率0.8で10,000 Wを消費する負荷を考えます。分母は

$$\sqrt{3}\times 400\times 0.8 = 1.732\times 400\times 0.8 \approx 554.26$$

となります。したがって

$$I = \frac{10{,}000}{554.26} \approx 18.04\ \text{A}$$

です。

よくある質問

線間電圧と相電圧のどちらを使えばよいですか? この計算ツールは線間電圧(例:400 V)を使用します。相電圧しか分からない場合は、まずそれに\(\sqrt{3}\)を掛けて線間電圧に変換してください。

力率はどの値を使えばよいですか? ヒーターなどの抵抗負荷は1.0に近く、モーターは0.8〜0.9程度であることが多いです。正確な値は機器の銘板(ネームプレート)でご確認ください。

単相でも使えますか? いいえ。単相の場合は \(\sqrt{3}\) の係数を含まない \(I = \frac{P}{V\times PF}\) を使います。

最終更新: