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公式

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結果

最大効率(カルノー効率)
40%
理論上の上限値
効率(小数) 0.4
低温熱源(Tc) 300 K
高温熱源(Th) 500 K

カルノー効率とは?

カルノー効率とは、2つの熱源の間で動作する熱機関が理論上達成できる、最大の熱効率のことです。フランスの物理学者サディ・カルノーの名にちなんで名付けられ、熱力学第二法則によって定められる理想的かつ可逆的な限界値を表します。蒸気タービン、内燃機関、逆サイクルで動く冷凍機など、現実のどんな機関もこの上限を超えることはできません。本ツールは純粋な物理法則に基づくため世界中どこでも通用し、入力に必要なのはケルビンで表した温度だけです。

高温熱源と低温熱源の間の熱機関の図
カルノー熱機関は高温熱源から熱を受け取り、仕事をして低温熱源へ熱を放出する。

計算ツールの使い方

低温熱源の温度(Tc)と高温熱源の温度(Th)を、いずれもケルビン単位で入力してください。意味のある正の効率を得るには、高温熱源が低温熱源より高い温度でなければなりません。摂氏から変換する場合は273.15を足します(例:25 °C = 298.15 K)。計算結果は、小数(割合)とパーセンテージの両方で表示されます。

計算式の解説

基本となる式は $$\eta = 1 - \frac{\text{Cold Temp (K)}}{\text{Hot Temp (K)}}$$ です。効率は温度比 \(T_c/T_h\) が小さくなるほど高くなるため、高温熱源をできるだけ高温に、低温熱源をできるだけ低温にすることで効率を最大化できます。効率が100%に達するのは \(T_c = 0\) K(絶対零度)という実現不可能な極限のときだけであり、これは完璧な熱機関が存在し得ないことを示しています。

温度比の低下に伴いカルノー効率が上昇する曲線
低温・高温の温度比 \(T_c/T_h\) が小さくなるほど効率は上がる。

計算例

高温熱源 \(T_h = 500\) K、低温熱源 \(T_c = 300\) K の間で動作する熱機関を考えてみましょう。このとき $$\eta = 1 - \frac{300}{500} = 1 - 0.6 = 0.4$$ つまり40%となります。これは、吸収した熱のうち最良でも40%しか仕事に変換できず、残りの60%は低温熱源へ捨てなければならないことを意味します。

よくある質問

なぜケルビンを使う必要があるのですか? この式は絶対温度を前提としています。摂氏や華氏を使うと物理的に無意味な結果になります。これらの温度目盛りの比は、熱エネルギーに比例しないためです。

現実の機関はカルノー効率に達しますか? いいえ。摩擦、有限の熱伝達速度、不可逆性などにより、現実の熱機関はカルノー限界をはるかに下回ります。それでもカルノー効率は有用な基準として役立ちます。

Tc が Th より大きい場合はどうなりますか? 効率が負の値になりますが、これは熱機関としては物理的にあり得ません。どちらの熱源が高温なのか、もう一度確認してください。

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