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公式

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結果

アルコール度数(体積比)
5.25%
ABV(推定値)
比重の低下幅(OG − FG) 0.04
アルコール重量比(ABW) 4.17%

比重からABVを計算するツールとは?

このツールは、比重計で測定した2つの数値から、発酵させた飲料のアルコール度数を推定します。1つは発酵前に測る初期比重(OG)、もう1つは発酵後に測る最終比重(FG)です。自家醸造を楽しむ方やワインの造り手の間で、ビール・ワイン・ミード(蜂蜜酒)・シードルの強さを見積もる手段として広く使われています。

メスシリンダーの液体に浮かぶ比重計と、比重目盛りの読み取り値
比重計は糖分が多く密度の高い麦汁では高く浮き、糖がアルコールに変わると低く沈みます。

使い方

まず、発酵前の麦汁(ワート)やマスト(果汁)を比重計で測り、初期比重(OG)を求めます。通常は1.030〜1.120の範囲です。発酵が終わったら、もう一度測定して最終比重(FG)を求めます。こちらはおおむね0.990〜1.020程度になります。この2つの値を入力すると、推定ABV(%)に加えて、比重の低下幅やおおよそのアルコール重量比(ABW)が表示されます。

計算式の仕組み

もっとも広く使われる簡易式は $$\text{ABV} \% = \left( \text{OG} - \text{FG} \right) \times 131.25$$ です。この「131.25」という係数は、糖がエタノールと二酸化炭素に変化したことによる密度の変化を、体積あたりのアルコール度数(%)へ換算する役割を持っています。あくまで近似値であり、一般的なビール程度の強さで最も精度が高くなります。高比重(高アルコール)の飲料では、実際の値からわずかにずれる傾向があります。

高い初期比重と低い最終比重の2つの比重計の読み取り値で、差が強調されている様子
ABVは、初期比重から最終比重への低下に定数を掛けて求めます。

計算例

たとえば麦汁の初期比重(OG)が1.050で、発酵後の最終比重(FG)が1.010だったとします。比重の低下幅は \( 1.050 - 1.010 = 0.040 \) です。これに131.25を掛けると、$$0.040 \times 131.25 = 5.25 \% \text{ABV}$$ となります。おおよそのアルコール重量比(ABW)は、\( 5.25 \times 0.79336 \approx 4.17 \% \) です。

よくある質問(FAQ)

市販品のラベル表示と数値が違うのはなぜ? 「131.25」という係数はあくまで概算です。商用のラベルはより精密な蒸留法などで測定されており、また比重計の測定値は温度の影響も受けます。

温度補正は必要ですか? 必要です。比重計は通常20℃(68°F)で校正されています。サンプルの温度がこれより大きく高い・低い場合は、より正確な結果を得るために測定値を補正してください。

蒸留酒(スピリッツ)にも使えますか? 使えません。この計算式は蒸留前の発酵飲料にのみ適用できるもので、蒸留酒には対応していません。

最終更新: