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公式

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結果

不飽和度(DBE:二重結合等価指数)
4
環+π結合
炭素(C) 6
水素+ハロゲン 6
窒素(N) 0

不飽和度(DBE)とは?

不飽和度(DBE:Double Bond Equivalent)は、二重結合等価指数や水素不足指数(IHD)とも呼ばれ、分子の中にいくつの環とπ結合が存在するかを示す値です。DBEが1増えるごとに、環が1つ、または二重結合が1つ存在することを意味し、三重結合は2としてカウントされます。有機化学や質量分析の現場では、分子式から考えられる構造の候補を絞り込むための手軽なチェック手段として活用されています。

環と多重結合がそれぞれ不飽和度1として数えられる仕組みを示す分子構造
各環と各多重結合は、それぞれ二重結合等価を1つ寄与します。

この計算ツールの使い方

炭素原子の数(C)、水素と1価のハロゲン原子の合計(H + F + Cl + Br + I)、そして窒素原子の数(N)を入力してください。酸素や硫黄などの2価の原子はDBEに影響しないため、無視して構いません。入力したら「計算」をクリックすると、DBEの値が表示されます。

計算式の解説

このツールでは次の式を使います。

$$\text{DBE} = C - \frac{H}{2} + \frac{N}{2} + 1$$

4価の炭素と3価の窒素は不飽和の度合いを増やす方向に働き、1価の水素やハロゲンは減らす方向に働きます。結果が0なら、環を持たない完全飽和の分子です。整数にならない場合や負の値になる場合は、たいてい分子式が間違っているか、通常とは異なる価数の原子を含んでいる可能性があります。

各変数の寄与を示すDBE式の内訳
DBEの式で炭素・水素/ハロゲン・窒素の数がどう組み合わさるか。

計算例

ベンゼン(C₆H₆)を例に見てみましょう。\(C = 6\)、\(H = 6\)、\(N = 0\) として計算すると、$$\text{DBE} = 6 - \frac{6}{2} + \frac{0}{2} + 1 = 6 - 3 + 1 = 4$$ となります。これはベンゼンが持つ3つの二重結合と1つの環、合わせて4の不飽和度を正しく表しています。

よくある質問(FAQ)

酸素や硫黄も数に含めますか? いいえ。2価の原子(O、S)はDBEを変化させないため、入力に含める必要はありません。

ハロゲンはどう扱えばよいですか? ハロゲン(F、Cl、Br、I)は1価なので、水素と合算してカウントしてください。

DBEが小数になるのはなぜですか? 0.5などの半端な値が出る場合は、電子数が奇数(ラジカルやイオン)であるか、分子式に誤りがあることを示します。電子対がすべて閉じた中性分子では、必ず整数になります。

最終更新: