この計算ツールについて
このツールは、最終月経の初日(LMP:Last Menstrual Period)から妊娠の出産予定日(EDD:分娩予定日)を算出します。LMPの日付にちょうど280日(40週)を加える方法で、これは世界共通で用いられている標準的な計算法であり、いわゆる「ネーゲレ概算法」と同じ結果になります。計算には通常のグレゴリオ暦の日数計算を用いるため、どの国・地域でも同じように使え、地域ごとの特別なルールは適用されません。
使い方
最終月経の初日について、年・月・日を入力してください。本ツールはこの日を「妊娠0週0日」として扱い、月をまたぐ場合やうるう年も正しく処理しながら280日を加算し、出産予定日とその曜日を表示します。
計算式の解説
基本となるルールはとてもシンプルで、出産予定日 = 最終月経初日(LMP)+ 280日です。
$$\text{Due Date} = \text{LMP}\left(\text{Year},\ \text{Month},\ \text{Day}\right) + 280\ \text{days}$$
妊娠40週は受精日ではなく最終月経初日から数えます。これは、排卵日は外からは確認できないのに対し、最終月経の日付は実際に把握できる日付だからです。この方法は、月経周期が一般的な28日周期で、14日目ごろに排卵があることを前提としています。ネーゲレ概算法では、暦の上での簡便な計算で同じ答えが得られます。すなわち、最終月経初日に「1年を足し、3か月を引き、7日を足す」というものです。
計算例
たとえば最終月経初日が2024年6月15日だったとします。ここから280日を加えていくと、2024年の6月の残り・7月・8月・9月・10月・11月・12月、続いて2025年の1月・2月(2025年はうるう年ではないため28日)を経て、2025年3月22日にたどり着きます。ネーゲレ概算法で確認してみましょう。
$$\text{Due Date} = \text{LMP}\left(2024,\ 6,\ 15\right) + 280\ \text{days} = \text{2025年3月22日}$$
2024年6月15日に1年を足すと2025年6月15日、3か月を引くと2025年3月15日、7日を足すと2025年3月22日。どちらの方法でも結果は一致します。
よくある質問
出産予定日はぴったり当たりますか?いいえ。予定日ちょうどに生まれる赤ちゃんは約4%にすぎません。これは規則的な28日周期を前提とした目安にすぎません。
周期が28日ではない場合は?周期が長い・短い場合、LMPによる計算は数日ずれることがあります。超音波検査(エコー)による妊娠週数の推定のほうが正確です。
体外受精(IVF)や受精日がわかっている場合にも使えますか?LMPによる方法はあくまでおおまかな目安です。受精日や排卵日がわかっている場合は、別の基準で計算する必要があります。最終的には必ず医師など医療機関に確認してください。