防御率(ERA)とは?
防御率(ERA:Earned Run Average)は、野球で投手の能力を測る指標として最も広く使われている数値です。投手が9イニングを投げたと仮定したときに平均で何点の自責点を許すかを表し、この値が小さいほど優秀な投手と評価されます。自責点には、味方の失策(エラー)や捕逸(パスボール)によって入った点は含まれず、純粋に投手自身のピッチング内容だけを切り出して評価できるのが特徴です。
この計算ツールの使い方
投手が許した自責点の合計、投球回の合計、そして1試合あたりのイニング数(メジャーリーグや日本のプロ野球は9イニング、ソフトボールや高校の一部リーグでは7イニング)を入力してください。ボタン操作なしで、投手同士を比較する際の世界共通の指標であるERA(防御率)がすぐに算出されます。
計算式の解説
計算式は次のとおりです。防御率(ERA)=(自責点 × 1試合あたりのイニング数)÷ 投球回。自責点に1試合あたりのイニング数を掛けることで「1試合分」のペースに換算し、実際の投球回で割ることで、登板した回数の多少にかかわらず公平に比較できるようにしています。一般的な9イニングの野球では次のようになります。$$\text{ERA} = \dfrac{\text{ER} \times 9}{\text{IP}}$$
計算例
たとえば、9イニング制リーグで180投球回を投げ、自責点が30だった投手を考えてみましょう。防御率は $$\text{ERA} = \dfrac{30 \times 9}{180} = \dfrac{270}{180} = 1.50$$ となります。リーグ平均がおおむね4.00前後であることを考えると、1.50という防御率は超一流レベルといえます。
よくある質問(FAQ)
良い防御率の目安は? プロのレベルでは、一般的に防御率3.00未満なら非常に優秀、3.00〜4.00なら安定した成績、5.00を超えると不調と見なされます。
自責点以外の失点も含まれますか? いいえ。防御率に算入されるのは自責点だけで、失策や捕逸によって入った点(非自責点)は含まれません。
端数のイニングはどう入力すればいいですか? 端数は小数で入力してください(例:ボックススコア表記での「6.1回」は実際には6.33回にあたります。正確な結果を得るには小数の値を入力してください)。