MCPで接続 →

計算を入力してください

公式

Show calculation steps (1)
  1. Shaft Power (kW)

    Shaft Power (kW): ポンプ水力動力(kW)計算ツール

    Shaft power accounts for pump efficiency; P = ρgQH/1000 divided by efficiency fraction.

広告

結果

水力動力
9.81
キロワット(kW)
動力(ワット) 9,810 W
動力(馬力) 13.155 hp
軸動力(効率を考慮) 14.014 kW

ポンプの水力動力とは?

水力動力とは、ポンプが扱う流体に伝える「有効な動力」のことです。その大きさは、どれだけの流体を送るか(流量)、どれだけ高く・強く押し上げるか(揚程)、流体の密度、そして重力によって決まります。本ツールでは古典的な関係式 \(P = \rho g Q H\) を用い、結果をキロワット・ワット・馬力で表示します。さらにポンプ効率を加味した必要な軸動力も求められます。

ポンプが流体を低い貯水池から高いタンクへ汲み上げ、流量Qと揚程Hを示す図
水動力とは、ポンプが流量Qで揚程Hに逆らって流体を動かすために加えるエネルギーです。

使い方

流体の密度(水なら約 1000 kg/m³)、重力加速度(地球上では 9.81 m/s²)、体積流量(m³/s)、全揚程(m)を入力してください。任意でポンプ効率(%)を入力すると、モーターが実際に供給すべき軸動力(制動動力)を見積もれます。効率を 100% のままにすれば、水力動力のみが表示されます。

計算式の解説

ρgH の積は、ポンプが打ち勝つべき圧力(単位:パスカル)を表します。これに流量 Q を掛けると、動力がワット単位で得られます。1000 で割ればキロワットに換算できます。$$P = \frac{\rho \cdot g \cdot Q \cdot H}{1000}$$実際のポンプは摩擦や乱流でエネルギーを損失するため、モーターは水力動力より大きな動力を供給しなければなりません。効率で割ることで軸動力が求められます。

密度・重力・流量・揚程が水動力につながる、公式の変数を分解した図
P = ρgQH の4つの入力:密度ρ、重力g、流量Q、揚程H。

計算例

水(ρ = 1000 kg/m³)を Q = 0.05 m³/s で揚程 H = 20 m に対して送る場合(g = 9.81 m/s²)。水力動力 $$= 1000 \times 9.81 \times 0.05 \times 20 = 9810 \text{ W} = 9.81 \text{ kW}$$ となります。効率 70% のとき、軸動力 \(= 9.81 \div 0.70 \approx 14.01 \text{ kW}\) です。

よくある質問

どの密度を使えばよいですか? 清水で約 1000 kg/m³ です。温水・かん水・油などは値が異なるため、扱う流体に合った密度を使ってください。

なぜ軸動力は水力動力より大きいのですか? 効率 100% のポンプは存在しません。摩擦・漏れ・乱流があるため、モーターは余分な動力を供給する必要があるのです。

流量の単位はどう換算しますか? 1 m³/s = 3600 m³/h = 1000 L/s です。Q を入力する前に m³/s に換算してください。

最終更新: