この計算機でできること
このツールは、物質の質量(m:グラム)と物質量(n:モル)が分かっているときに、その物質のモル質量(M)を求めます。モル質量とは、物質1モルあたりの質量のことで、単位はグラム毎モル(g/mol)で表します。化学全般に共通する基本量であり、同じ式が元素・化合物・混合物のどれにも使えます。
使い方
測定した試料の質量(グラム)と、それに対応するモル数を入力します。計算ボタンを押すと、モル質量が g/mol で表示されます。たとえば、実験室の試料が18 gで1モルの粒子を含む場合、モル質量は18 g/mol となり、これは水(H₂O)の値と一致します。
計算式の解説
この関係は、モルの定義からそのまま導かれます。
$$M = \frac{\text{Mass (g)}}{\text{Amount (mol)}}$$
ここで M はモル質量(g/mol)、m は質量(g)、n は物質量(mol)です。式を変形すると \(m = M \times n\)、\(n = m \div M\) となり、同じ式から3つの量のうち1つを残り2つから求めることができます。
計算例
二酸化炭素が44 gあり、これがちょうど1モルだと分かっているとします。このとき $$M = 44 \div 1 = 44 \text{ g/mol}$$ となり、CO₂の標準的なモル質量と一致します。仮に88 gで2モルだった場合でも、$$M = 88 \div 2 = 44 \text{ g/mol}$$ です。モル質量は示量性ではなく示強性の性質なので、量が変わっても値は同じになります。
よくある質問
答えの単位は何ですか? グラム毎モル(g/mol)で、モル質量を表すSI組立単位の標準的な表記です。
モル数は小数でもよいですか? はい。0.25 molのような小数も入力できます。正の値であればどんな数でも計算可能です。
なぜモル数を0にできないのですか? 0で割る計算は定義されていないため、有効なモル質量を得るには物質量が0より大きい必要があります。