このツールでできること
塗装面積計算ツールは、実際に塗装が必要な壁の面積を正確に割り出します。塗料が足りなくなったり余ったりする原因の多くは、壁全体をひとつの長方形として計算し、開口部を無視してしまうことにあります。ドアや窓は塗らないので、その分は差し引く必要があります。このツールなら、控除後の正味の塗装面積を平方メートル(m²)で算出できるため、ちょうど必要な量の塗料を購入できます。
使い方
まず、塗装する壁の合計の長さと、壁(天井までの)高さを入力します。次に、ドアと窓の数、それぞれの標準的な幅と高さを入力してください。ツールが「長さ×高さ」で総面積を計算し、そこからドアと窓の合計面積を差し引いて、正味の塗装面積を表示します。すべての寸法はメートル(m)、結果は平方メートル(m²)で示されます。
計算式の解説
基本となる式は
$$A = (L \times H) - \sum(\text{ドアの面積}) - \sum(\text{窓の面積})$$です。まず壁の総面積は「長さ × 高さ」。各ドアは「幅 × 高さ」で求め、ドアの数を掛けます。窓も同様です。こうして算出した開口部の面積を総面積から差し引きます。万が一、開口部の合計が壁の面積を上回る場合は、結果はゼロに調整されます。
計算例
壁の合計の長さが12m、高さが2.4mだとします。総面積 \(= 12 \times 2.4 = 28.8 \text{ m}^2\)。ここにドアが1枚(\(0.9 \times 2.1 = 1.89 \text{ m}^2\))、窓が2枚(各\(1.2 \times 1.0 = 1.2 \text{ m}^2\)なので合計2.4 m²)あるとします。正味の塗装面積
$$28.8 - 1.89 - 2.4 = \mathbf{24.51 \text{ m}^2}$$となります。
よくある質問
小さな窓も差し引くべき? 正確さを重視するなら差し引いて構いません。ただし職人の多くは、約0.5 m²未満の開口部は無視し、塗りロスや養生分の余裕を見込んで切り上げて見積もります。
塗料はどれくらい必要? 正味の面積を、使う塗料の塗布量(多くは1リットルあたり10〜12 m²/1回塗り)で割り、それに塗る回数を掛けてください。
天井にも使える? このツールは壁面向けに設計されています。天井の場合は「部屋の縦×横」を測り、それを控除なしの1枚の長方形として計算してください。