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公式

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結果

推定輸血量
200
mLの赤血球濃厚液(RBC)
患者の体重 10 kg
ヘモグロビンの上昇幅 5 g/dL
計算式の係数 4 mL/kg(Hb 1 g/dLあたり)

この計算ツールでできること

小児輸血量計算ツールは、子どものヘモグロビン(Hb)を現在値から目標値まで上昇させるために必要な赤血球濃厚液(RBC、packed red blood cells)の量を推定します。「RBC約4 mL/kgでHbがおよそ1 g/dL上昇する」という、広く知られた目安に基づいて計算します。本ツールは教育および臨床上の参考を目的としたものであり、各施設のプロトコルや医師の判断に代わるものではありません。

点滴輸血バッグを付けた子どもと、目標に向かって上昇するヘモグロビン値のゲージ
このツールは、子どものヘモグロビンを目標値まで上げるのに必要な赤血球量を推定します。

使い方

患者の体重(kg)、現在の(実測)ヘモグロビン値(g/dL)、目標とするヘモグロビン値(g/dL)を入力してください。本ツールは、体重にヘモグロビンの上昇幅と係数4を掛け合わせて、輸血量(mL)を推定します。算出結果は必ず各施設の輸血ガイドラインと照合し、使用する血液製剤のヘマトクリット値も考慮してください。

計算式の解説

計算式は次のとおりです:

$$V = \text{体重 (kg)} \times \left( \text{Hb}_{\text{目標}} - \text{Hb}_{\text{実測}} \right) \times 4$$

係数4は、標準的なRBC(ヘマトクリットおよそ55〜65%)を約4 mL/kg投与するとHbが1 g/dL上昇する、という関係を反映したものです。ヘモグロビンの差は、Hbをどれだけ上げたいかを表します。

体重、ヘモグロビン差、定数を組み合わせた輸血量計算式の図
この計算式は、赤血球量を推定するために体重にヘモグロビン差と定数4を掛け合わせます。

計算例

体重10 kgの子どもで、現在のヘモグロビン値が7 g/dL、目標値が12 g/dLの場合を考えます。ヘモグロビンの上昇幅は \( 12 - 7 = 5 \) g/dL です。輸血量は

$$10 \times 5 \times 4 = 200 \text{ mL}$$

の赤血球濃厚液となります。

よくある質問

なぜ係数が4なのですか? これは臨床上の近似値で、RBC約4 mL/kgでHbが約1 g/dL上昇するという経験則に基づいています。ヘマトクリットの高い製剤を用いる施設では、3 mL/kgを採用することもあります。

全血にも使えますか? いいえ。この計算式は赤血球濃厚液(RBC)を前提としています。全血はヘマトクリットが低いため、より多くの量が必要になります。

算出結果は最大投与量ですか? 必ずしもそうではありません。臨床的に判断し、循環過負荷(容量負荷)に注意しながら、各施設で定められた1回あたりの最大輸血量に従ってください。

最終更新: