抵抗器カラーコード計算機とは?
抵抗器は本体が小さく数値を印刷できないため、表面に巻かれた色帯(カラーバンド)で抵抗値を表しています。この計算機は、標準的な4バンド抵抗器のカラーコードを読み取り、抵抗値(Ω)と許容差、そしてそこから求まる最小値・最大値に変換します。国際規格であるIEC 60062のカラー方式を採用した、一般的なカーボン皮膜抵抗・金属皮膜抵抗のいずれにも対応しています。
使い方
まず、許容差バンド(多くは金または銀)が右側にくるように抵抗器を持ちます。次に左から右へ帯を読み取り、各色を対応するドロップダウンで選択してください。第1バンド(1桁目)、第2バンド(2桁目)、第3バンド(乗数)、第4バンド(許容差)の順です。選択するとすぐに抵抗値と範囲が表示されます。
計算式の解説
最初の2本は有効数字を表し、3本目は10のべき乗による乗数を示します。
$$R = \left(d_1 \times 10 + d_2\right) \times 10^{m}$$
ここで \(d_1\) と \(d_2\) は 0〜9 の値(黒=0、茶=1、赤=2 … 白=9)、\(m\) は乗数の指数(黒=0、茶=1、赤=2 … 金=−1、銀=−2)です。さらに第4バンドの許容差(%)によって、許容される範囲が次のように決まります:\(R \pm R \times \left(t \div 100\right)\)。
計算例
バンドが茶・赤・赤・金の抵抗器を考えてみましょう。第1バンド(茶)= 1、第2バンド(赤)= 2、乗数(赤)= \(10^2 = 100\)、許容差(金)= ±5%です。したがって $$R = \left(1 \times 10 + 2\right) \times 100 = 12 \times 100 = 1{,}200 \ \Omega \ (1.2 \ \text{k}\Omega)$$。±5%の許容差を考慮すると、実際の値は 1,140 Ω から 1,260 Ω の範囲に収まります。
よくある質問(FAQ)
どちら側から読み始めればいいですか? 端に最も近いバンドから読み始め、許容差バンド(多くは金/銀で、少し間隔があいています)を右側に置いてください。
4本目のバンドがない場合は? 帯が3本しかない抵抗器は、通常±20%の許容差を持ちます。
5バンド抵抗器にも使えますか? いいえ。このツールは4バンド抵抗器専用です。5バンドの部品は、有効数字3桁に乗数と許容差バンドを組み合わせています。