SLA稼働率計算ツールとは?
SLA(サービス品質保証契約)では、99.9%(いわゆる「スリーナイン」)といった可用性の目標値を約束するのが一般的です。本ツールは、指定した期間に発生した停止時間(ダウンタイム)から稼働率(アップタイム)を算出します。これにより、SLAの基準を満たせたか、また残りのダウンタイム許容枠がどれだけあるかをひと目で確認できます。
使い方
まず測定期間(週・月・四半期・年)を選び、記録された合計ダウンタイムを「時間」「分」「秒」で入力します。すると、稼働率(%)、ダウンタイム率(%)、停止時間を分換算した値、そして期間全体の総分数が表示されます。
計算式の解説
基本となる計算式は次の通りです。
$$\text{稼働率(\%)} = \frac{T - D}{T} \times 100$$総時間 \(T\) は、期間の長さを分に換算した値(日数 \(\times\) 24 \(\times\) 60)になります。ダウンタイム \(D\) は入力した時間・分・秒を合計して分に直したものです。
$$\begin{aligned} T &= \text{日数} \times 24 \times 60 \\ D &= \text{時間} \times 60 + \text{分} + \frac{\text{秒}}{60} \end{aligned}$$総時間からダウンタイムを引き、総時間で割り、100を掛ければ、可用性をパーセンテージで表せます。
計算例
365日の1年間では、\(365 \times 24 \times 60 = 525{,}600\) 分になります。ここでダウンタイムが45分だったとしましょう。
$$\text{稼働率} = \frac{525{,}600 - 45}{525{,}600} \times 100 = 99.99144\%$$となり、99.9%のSLA(年間で約525.6分までのダウンタイムを許容)を十分に上回ります。
よくある質問
99.9%は年間でどれくらいのダウンタイムを許容しますか? およそ8時間46分(約525.6分)です。
99.99%(「フォーナイン」)とはどういう意味ですか? 年間で約52.6分のダウンタイムに相当します。
結果は期間によって変わりますか? はい。同じ停止時間でも、期間が短いほど占める割合は大きくなります。そのため、必ずSLAで定められた期間に合わせて測定してください。