SLAダウンタイム計算ツールとは?
SLA(サービスレベルアグリーメント)とは、サービスがどれだけ安定して利用できるかを定めた取り決めで、99.9%(いわゆる「スリーナイン」)のような稼働率(%)で表されます。この計算ツールは、その稼働率をもとに「SLA違反となる前に、どれだけのダウンタイム(停止時間)が許容されるのか」を、1日・週・月・四半期・年といった期間ごとに具体的な数値で算出します。計算式は世界共通のため、どの国のホスティング事業者・クラウドプラットフォーム・契約にもそのまま当てはまります。
使い方
目標とするSLA稼働率(例:99.95)を入力し、計測したい期間を選ぶだけです。許容されるダウンタイムの上限が秒・分・時間・日の各単位で表示され、合わせて必要な稼働時間も確認できます。なお、各期間は1か月=30日、1四半期=91.25日、1年=365日として計算しています。
計算式のしくみ
まず対象期間を「分」に換算します。許容ダウンタイムは、その期間にSLA割合を1から引いた値を掛けて求めます。$$\text{ダウンタイム} = \text{期間} \times \left(1 - \frac{\text{SLA\%}}{100}\right)$$。年単位なら期間は525,600分です。たとえば99.9%のSLAでは、期間全体の0.1%がダウンタイムとして認められる計算になります。
計算例
99.9%・年単位のSLAの場合:$$525{,}600 \times (1 - 0.999) = 525{,}600 \times 0.001 = \mathbf{525.6\ \text{分}}$$これは約8.76時間、約0.365日に相当し、年間でこれだけのダウンタイムが許容されます。より厳しい99.99%のSLAでは、年間でわずか52.56分しか認められません。
よくある質問
「スリーナイン」「フォーナイン」とは何ですか? それぞれ稼働率99.9%、99.99%を指します。ナイン(9)が1つ増えるごとに、許容ダウンタイムは10分の1に減ります。
1年は何分ですか? \(365 \times 24 \times 60 = 525{,}600\) 分です。
うるう年には対応していますか? いいえ。本ツールは標準の365日として計算しています。うるう年の正確な値が必要な場合は、結果に \(\frac{366}{365}\) を掛けてください。