客土・表土計算機とは?
この計算機は、花壇・芝生・プランター・造成地などを希望する深さまで土で覆うのに、客土(表土)がどれだけ必要かを正確に教えてくれます。結果は体積(立方ヤード・立方フィート・立方メートル・リットル)、重量(米国ショートトン・ポンド・キログラム)、袋詰め製品の必要袋数、そしてバラ売り・袋売りそれぞれの概算費用として表示されます。計算の核となるのは「体積=面積×深さ」という万国共通の幾何学であり、国による違いが出るのは袋サイズの一覧だけです。ここでは米国・カナダ・英国でよく流通する小売袋のプリセットを参照しています(日本の園芸用土の袋容量とは規格が異なる点にご注意ください)。
使い方
まず面積の指定方法を選びます。総面積を直接入力してもよいですし、長方形(縦×横)、円(直径)、三角形(底辺×高さ)から面積を自動計算させることもできます。長さ・面積・深さの各項目では単位を自由に選択できます。次に敷き均す深さを設定し、客土の種類(重量計算にのみ影響します)を選び、必要に応じて10〜20%の沈下・ロス分を上乗せして不足を防ぎます。最後にバラ売りか袋売りかを選び、価格を入力すれば費用の目安が表示されます。
計算式の解説
計算機は入力された面積を平方メートルに、深さをメートルに換算し、両者を掛け合わせて基本体積を求めます。そこに(1+ロス率/100)を掛けて最終体積とし、これを他の単位へ変換します。
$$V = A \times D \times \left(1 + \frac{w}{100}\right)$$
重量は立方フィートに土の密度(ふるい掛け表土でおよそ100 lb/ft³)を掛けて算出します。容量表示の袋は「立方フィート÷1袋あたりの立方フィート」で、40 lbの重量袋は密度を使って体積に換算します。袋は一部だけ購入できないため、袋数は常に切り上げて計算します。
$$\text{lb} = V_{ft^3}\times\rho,\quad \text{bags} = \left\lceil \frac{V_{ft^3}}{b}\right\rceil$$
計算例
100 ft²を深さ3インチまで、ふるい掛け表土で覆い、ロス10%を見込み、1袋0.75 cu ft(1袋4ドル)を使う場合。面積=9.2903 m²、深さ=0.0762 m、基本体積=0.70792 m³、ロス込みで\(0.70792 \times \left(1 + \frac{10}{100}\right) = 0.77871\) m³=27.5 ft³=1.02立方ヤード。重量=\(27.5 \times 100 = 2750\) lb=1.375トン。袋数=\(\left\lceil \frac{27.5}{0.75} \right\rceil = 37\)袋。費用=\(37 \times 4 = 148\)ドル。
よくある質問
客土はどのくらいの深さが必要ですか? 新しい芝生や種まきには2〜4インチが一般的です。レイズドベッド(立ち上げ花壇)や家庭菜園には6〜12インチが目安です。
1立方ヤードは何立方フィートですか? ちょうど27立方フィートが1立方ヤードです。
なぜロス率を上乗せするのですか? 土は沈下・締め固まりが起こり、こぼれて失われる分もあります。10〜20%の余裕を見ておけば、業者への二度手間を防げます。