この計算機でできること
料理の単位換算計算機は、キッチンでよく使う計量を、米国慣用単位(US customary)とメートル法の間で換算するツールです。対応するカテゴリーは、液量(かさ)・乾量(かさ)・長さ・重さ・温度の5種類。米国の体積単位はすべて米国慣用単位(英国のインペリアル法ではありません)を用いており、米国液量ガロン=3.785411784リットルを基準としています。海外のレシピを日本で再現するときに役立ちますが、単位系が日本の計量カップ(200mL)や大さじ・小さじとは異なる点に注意してください。
使い方
まず「変換」で換算したいカテゴリーを選びます。次に「変換元:」で元の単位、「変換先:」で換算したい単位を選び(必ず同じカテゴリー内で選択してください)、換算する数値を入力すると結果が表示されます。液量・乾量・長さ・重さ・温度はそれぞれ独立した単位リストを持っているため、変換元と変換先が選んだカテゴリーと一致しているか確認しましょう。
計算式の解説
体積・長さ・重さでは、各単位に基準単位への換算係数B(体積はリットル、長さはメートル、重さはグラム)が割り当てられています。計算機はまず入力値を基準単位に変換し、その後に変換先の単位へ換算します。$$\text{result} = \text{value} \times \frac{B_{\text{from}}}{B_{\text{to}}}$$。Bは必ず0より大きいため、ゼロ除算が起きることはありません。温度だけは仕組みが異なります。各温度目盛りはゼロ点を共有していないため、摂氏(℃)を介したアフィン変換(オフセット付き換算)を用います。
計算例
2カップ(US)をミリリットルに換算してみましょう。基準値は \(2 \times 0.2365882365 = 0.473176473\ \text{L}\)。これをミリリットルの係数0.001で割ると473.176473 mLになります。温度の場合、350°Fを摂氏に直すと $$(350 - 32) \times 5 \div 9 = 176.67\,^{\circ}\text{C}$$ となり、これはオーブンでよく使う設定温度です。
よくある質問
これは米国単位ですか、それともインペリアル単位ですか? 米国慣用単位です。米国の液量オンス・カップ・パイント・クォート・ガロンは、いずれも英国のインペリアル単位より小さい値になります。
なぜ乾量と液量で体積が違うのですか? 米国の乾量パイント・クォート・ガロン・ペック・ブッシェルは、液量系列とは別の「乾量系列」を構成しており、液量よりも大きな値です。野菜・果物や穀物などの計量に使われます。
温度も同じ比率の方法で換算できますか? いいえ。温度目盛りにはオフセットがあるため、単純な掛け算・割り算の比率ではなく、摂氏を基準とした専用のアフィン変換を使います。