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公式

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結果

湿球黒球温度(屋外)
28.7
WBGT(℃) 28.7 °C
WBGT(℉) 83.66 °F
計算式 0.7・Tw + 0.2・Tg + 0.1・Ta

WBGT(湿球黒球温度)とは?

WBGT(湿球黒球温度/Wet Bulb Globe Temperature)は、直射日光のもとで人体が実際にどれだけ「暑い」と感じるかを示す複合的な熱ストレス指標で、日本では「暑さ指数」とも呼ばれます。単なる気温の数値とは異なり、WBGTは湿度・気温・輻射熱(日射)を取り込み、さらに風の影響も間接的に反映します。自衛隊やスポーツの現場、労働安全の担当者、イベント主催者などが、作業と休憩のサイクルを決めたり、活動を制限・中止する判断を下したりする際に広く活用しています。

屋外の日差しの下で湿球温度・黒球温度・気温を測る3本の温度計
WBGTは湿球温度、黒球温度、気温の3つの測定値を組み合わせたものです。

この計算ツールの使い方

現地で測定した3つの値を入力します。すなわち、自然湿球温度(Tw)、黒球温度計(中が黒い球状の温度計)で測る黒球温度(Tg)、そして乾球温度=気温(Ta)です。いずれも摂氏(℃)で入力してください。計算結果として、屋外のWBGTを℃と℉の両方で表示します。

計算式の解説

日射の影響を受ける屋外条件では、WBGTは次の加重平均で求めます。

$$\text{WBGT} = 0.7 \times \text{Tw} + 0.2 \times \text{Tg} + 0.1 \times \text{Ta}$$

自然湿球温度のウエイトが最も大きい(70%)のは、湿度に左右される「汗の蒸発による冷却」が熱ストレスを決める最大の要因だからです。黒球温度(20%)は太陽からの輻射熱を捉え、残りの10%を乾球温度(気温)が担います。屋内や日陰では日射による輻射熱がほとんどないため、別の式(\(0.7 \times \text{Tw} + 0.3 \times \text{Tg}\))が用いられます。

WBGTの式における湿球温度・黒球温度・気温の重み付けを示す円グラフ
屋外のWBGTの式では、湿球温度を70%、黒球温度を20%、気温を10%の比率で重み付けします。

計算例

たとえば Tw=25℃、Tg=40℃、Ta=32℃ の場合は次のようになります。

$$\text{WBGT} = 0.7 \times 25 + 0.2 \times 40 + 0.1 \times 32 = 17.5 + 8 + 3.2 = 28.7\,\text{℃}$$(約83.66℉)。WBGTが28〜30℃前後になると熱ストレスが高い「厳重警戒」の水準で、屋外での激しい運動は控えるべきとされます。

よくある質問(FAQ)

WBGTは「ヒートインデックス(暑さ指数)」と同じですか? いいえ、異なります。ヒートインデックスは日陰での気温と湿度だけを用いますが、WBGTは太陽からの輻射熱や風の影響も加味します。そのため、屋外での作業やスポーツの評価に適しています。

危険とされるWBGTの値はどのくらいですか? 暑熱順化の程度や着衣によって基準は変わりますが、WBGTがおおむね31〜32℃を超えると一般に「危険」とされ、激しい活動の中止が求められます。

なぜ湿球温度のウエイトがこれほど大きいのですか? 人体の主要な冷却手段が「汗の蒸発」であり、湿度が高いとこの機能がうまく働かなくなるためです。そのため湿球温度は、熱中症など暑さによる健康障害を最も的確に予測する指標となります。

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