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公式

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結果

浮力
4,905
ニュートン(N)
支えられる質量の目安 500 kg

浮力計算ツールとは?

このツールは、流体中に沈んだ(または浮かんだ)物体にはたらく浮力を、アルキメデスの原理を使って求めます。浮力は「物体が押しのけた流体の重さ」に等しく、つねに上向きに作用して重力とつり合おうとします。水・油・空気など、あらゆる流体に共通して使え、SI単位をそろえれば普遍的に成り立ちます。

使い方

次の3つの値を入力します。流体の密度(\(\rho\)、単位:kg/m³)、重力加速度(\(g\)、通常は 9.81 m/s²)、そして排除体積(\(V\)、単位:m³)です。排除体積とは、物体によって押しのけられた流体の体積のこと。計算結果として浮力(ニュートン)と、その浮力で支えられる質量の目安が表示されます。

計算式の解説

基本となる式は $$F_b = \rho \times g \times V$$ です。\(\rho\)・\(V\) は押しのけた流体の質量を表し、これに \(g\) を掛けることで重さ(力)に変換されます。代表的な密度は、真水 ≈ 1000 kg/m³、海水 ≈ 1025 kg/m³、空気 ≈ 1.225 kg/m³ です。

水中の物体を示す図。押しのけられた流体と、下向きの重力とつり合う上向きの浮力の矢印が描かれている
アルキメデスの原理:浮力は押しのけられた流体の重さに等しい。

計算例

ある物体が真水(\(\rho = 1000\ \text{kg/m}^3\))を 0.5 m³ 押しのけ、\(g = 9.81\ \text{m/s}^2\) だとします。このときの浮力は $$F_b = 1000 \times 9.81 \times 0.5 = 4905\ \text{N}$$ これを \(g\) で割ると、支えられる質量は 500 kg に相当します。

定数・重力加速度

浮力の公式 \(F_b = \rho \cdot g \cdot V\) で用いられる重力加速度 \(g\) は、排除された流体の質量がどの程度強く引き下げられるかを決定し、したがって上向きの力を決めます。地球では標準値は定義によって固定されていますが、他の天体ではかなり異なります。

場所 重力加速度 \(g\) (m/s²) 使用例
地球(標準・定義値) 9.80665 精密な基準値
地球(一般的な四捨五入値) 9.81 日常的な工学計算
1.62 月・低重力環境
火星 3.71 惑星探査
木星(雲頂) 24.79 ガス惑星大気

浮力は \(g\) に対して線形にスケーリングします。同じ物体が同じ流体中にある場合、月では地球での浮力の約 \(1.62 / 9.81 \approx 16.5\%\) しか感じません。これは排除された流体の重量がそれだけ小さいためです。

よくある質問

物体自身の密度は関係しますか?浮力そのものには関係せず、効くのは排除体積だけです。物体の密度は、その重さと浮力 \(F_b\) を比べたときに「浮くか沈むか」を決める要素になります。

物体が浮いている場合、どの体積を使えばいいですか?水中に沈んでいる部分の体積だけを使ってください。流体を押しのけているのは沈んでいる部分だけだからです。

なぜ 9.81 m/s² を使うのですか?これは地球の標準重力加速度です。他の惑星での計算や、より精密な計算が必要な場合は、その場所に応じた値を使ってください。

最終更新: