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公式

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結果

体積流量
50
米ガロン毎分(GPM)
流量係数(Cv値) 10
差圧(ΔP) 25 psi
比重(SG) 1

Cv値(流量係数)とは?

流量係数(Cv値)は、バルブが液体をどれだけ通しやすいかを表す代表的な指標です。定義上、Cv=1 のバルブは、前後の差圧が 1 psi のときに水(比重=1)を毎分 1 米ガロン(GPM)通すことを意味します。エンジニアはこの Cv値を使って、コントロールバルブやボールバルブなどの流量部品のサイジングや比較を行います。なお、Cv値は米国式(ヤード・ポンド単位系)に基づく値で、ヨーロッパや日本では後述の Kv値(メートル単位系)が用いられることが多い点に注意してください。

入口と出口の圧力とともに流体の流れを示すバルブの断面図
Cvは、所定の差圧でバルブを通過する流体の量を表します。

この計算ツールの使い方

入力する値は3つです。バルブのデータシートに記載されている流量係数(Cv値)、バルブ前後の差圧(ΔP、単位は psi)、そして液体の比重(SG、水=1.0)を入力してください。ツールが算出するのは、毎分あたりの体積流量(米ガロン毎分=GPM)です。

計算式の解説

液体の流れ(乱流かつ非チョーク流れ)の場合、関係式は次のようになります。

$$Q = \text{Cv} \times \sqrt{\dfrac{\text{ΔP (psi)}}{\text{SG}}}$$

ここで \(Q\) は流量(GPM)、\(\text{ΔP}\) は差圧(psi)、\(\text{SG}\) は水を基準とした比重です。差圧が大きいほど、また流体の密度が小さい(比重が低い)ほど流量は増えます。この式を変形すれば、必要な Cv値を求めることもできます:\(\text{Cv} = Q / \sqrt{\dfrac{\text{ΔP}}{\text{SG}}}\)。

流量・差圧・比重を関係づけるCv流量式の図
流量は差圧の平方根に比例して増加し、流体が重いほど減少します。

計算例

あるバルブの Cv値が 10、差圧が 25 psi、流体が水(SG=1.0)だとします。このとき $$Q = 10 \times \sqrt{\dfrac{25}{1}} = 10 \times 5 = 50 \text{ GPM}$$ となります。同じバルブに比重 SG=0.8 の流体を流した場合、流量は $$10 \times \sqrt{\dfrac{25}{0.8}} = 10 \times 5.59 = 55.9 \text{ GPM}$$ まで増加します。

よくある質問

気体にも使えますか? いいえ。気体の場合は、圧力比や温度を考慮した圧縮性流れ用の Cv式が必要になります。この計算式はあくまで液体専用です。

どの単位を使っていますか? ヤード・ポンド単位系(インペリアル)です。Cv は米ガロン毎分(US GPM)あたり、差圧 ΔP は psi で表します。メートル単位系での相当値は Kv値(m³/h、bar)で、\(\text{Cv} \approx 1.156 \times \text{Kv}\) の関係があります。

比重とは何ですか? 同じ温度における水を基準とした流体の密度の比です。水=1.0 で、これより軽い流体は 1 未満、重い流体は 1 を超えます。

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