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公式

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結果

CAC回収期間
15
獲得コストを回収するまでの月数
顧客獲得コスト 1,200
顧客1人あたりの月間粗利益 80
回収日数(概算) 457

CAC回収期間とは?

CAC回収期間(ペイバックピリオド)とは、新規顧客の獲得にかけたコストを、その顧客が毎月生み出す粗利益によって回収しきるまでの月数を指します。SaaSやサブスクリプション型ビジネスにおけるユニットエコノミクスの中でも、とりわけ重視される指標のひとつです。なぜなら、投下した資金がどれくらいの期間「寝かされた」状態になり、いつその顧客が利益を生み始めるのかを示してくれるからです。回収期間が短いほど資金の再投資サイクルが速く回り、スケールしやすい健全な成長エンジンを持っていることになります。

CAC回収ポイントでゼロを横切る累積キャッシュフローの折れ線
回収期間とは、回収した粗利益が初期の獲得コストと等しくなる時点です。

このツールの使い方

入力する数値は3つだけです。まず顧客獲得コスト(CAC)——営業・マーケティングの総支出を獲得した新規顧客数で割った金額。次に顧客1人あたりの月間売上(ARPU)。最後に粗利益率(%)です。ツールはARPUに粗利益率を掛けて顧客1人あたりの月間粗利益を算出し、CACをその金額で割ることで、回収期間を月数で返します。

計算式の仕組み

$$\text{回収期間(月)} = \frac{\text{CAC}}{\text{ARPU} \times \dfrac{\text{粗利益率(\%)}}{100}}$$ここで売上そのものではなく「粗利益」を使う点が極めて重要です。CACを回収できるのは、顧客にサービスを提供するためのコストを差し引いて手元に残る利益からであって、トップラインの売上全体からではないからです。

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CACをARPU×粗利益で割ると回収月数になる図
回収月数は、CACを顧客1人あたりの月間粗利益で割った値です。

計算例

CACが1,200ドル、ARPUが月100ドル、粗利益率が80%だとします。顧客1人あたりの月間粗利益=\(100 \times 0.80 = 80\)ドル。回収期間=\(1{,}200 \div 80 = \) 15か月となります。つまり、その顧客がサブスクリプションを継続して約15か月後に、獲得にかけた費用を回収できる計算です。

よくある質問(FAQ)

CAC回収期間はどのくらいが理想ですか? SaaSの場合、12か月未満なら非常に優秀、12〜18か月なら健全、24か月を超える場合は獲得手法や価格設定に非効率が潜んでいる可能性があります。

なぜ売上ではなく粗利益を使うのですか? ホスティング費用、サポート、決済手数料などのサービス提供コストが、実際にCAC回収に充てられる金額を目減りさせるためです。売上だけで見ると、損益分岐に到達するスピードを過大評価してしまいます。

解約(チャーン)は考慮されていますか? いいえ。これはシンプルな回収期間の計算式です。チャーン率が高い場合、回収が完了する前に顧客が離脱してしまう可能性があるため、回収期間は平均顧客ライフタイムと必ず照らし合わせて判断してください。

最終更新: