SNSのROIとは?
SNSのROI(投資収益率)とは、SNS施策が生み出した価値を、そこにかけたコストと比べてどれだけ得られたかを示す指標です。マーケティング予算の妥当性を示し、チャネルごとに効果を比較し、次にどこへ投資すべきかを判断するうえで、最も重要な数字といえます。ROIがプラスならキャンペーンはコスト以上の成果を上げており、マイナスなら赤字を意味します。この計算ツールは通貨やプラットフォームを問わず利用でき、Facebook・Instagram・LinkedIn・TikTok・X、さらには有料広告キャンペーンまで幅広く対応します。
このツールの使い方
まず創出した価値(Value Generated)の合計を入力します。これは、SNS活動によって生まれた売上、リードの価値、または金銭的な貢献額のことです。次に総コスト(Total Cost)を入力します。ここには広告費、コンテンツ制作費、代理店費用、ツール利用料、担当者の人件費などが含まれます。入力すると、ROIのパーセンテージと純利益がその場で表示されます。
計算式の解説
ROIの計算式は次のとおりです。$$\text{ROI(%)} = \frac{\text{創出した価値} - \text{コスト}}{\text{コスト}} \times 100$$。まず価値からコストを差し引いて純利益を求め、それをコストで割って投資に対する利益の割合を出し、100を掛けてパーセンテージに変換します。結果が100%なら投資額が2倍になったこと、0%なら損益分岐点(プラスマイナスゼロ)を意味します。
計算例
あるキャンペーンが5,000ドルの価値を生み出し、コストが2,000ドルかかったとします。純利益は \(5{,}000\text{ドル} - 2{,}000\text{ドル} = 3{,}000\text{ドル}\)。これをコストで割ると \(3{,}000\text{ドル} \div 2{,}000\text{ドル} = 1.5\)。100を掛けるとROIは150%になります。つまり1ドルを使うごとに、投資額を回収したうえでさらに1.5ドルの利益を得た計算です。
よくある質問(FAQ)
SNSのROIはどのくらいあれば「良い」といえますか? プラスであれば利益が出ている証拠ですが、マーケターは間接費まで余裕を持ってまかなうために、200%以上(価値とコストの比率で3対1)を目標にすることが多いです。
売上以外の成果には、どう価値をつければよいですか? 過去のコンバージョン率や平均注文額をもとに、リード1件・フォロワー1人・エンゲージメント1回あたりの金銭価値を見積もるとよいでしょう。
ROIがマイナスになることはありますか? あります。創出した価値がコストを下回ると、ROIのパーセンテージはマイナスになり、そのキャンペーンが赤字だったことを示します。