ROI(投資利益率)とは?
ROI(Return on Investment/投資利益率)とは、投資した金額に対してどれだけの利益が得られたかを示す、シンプルで広く使われている指標です。パーセンテージで表すため、株式・不動産・マーケティング施策・スモールビジネスなど、性質のまったく異なる投資先でも同じ土俵で比較できます。ROIがプラスなら利益が出ている状態、マイナスなら損失が出ている状態を意味します。
この計算ツールの使い方
入力するのは2つの数字だけです。投じた初期投資額(コスト)と、最終的に手元に戻ってきた最終評価額(回収額)を入れてください。ROI(%)と、金額ベースの純利益がその場で表示されます。両方とも同じ通貨で入力しましょう。なお「最終評価額」は利益分だけでなく、最終的に手元に残った合計金額を指す点にご注意ください。
計算式の解説
ROIは次の式で求めます。
$$\text{ROI(%)} = \frac{\text{回収額} - \text{コスト}}{\text{コスト}} \times 100$$
まず最終評価額からコストを差し引いて純利益を出し、その利益を最初に投じたコストで割って100を掛け、パーセンテージに換算します。コストを基準に正規化されるため、100ドルの投資で50ドルの利益(50%)は、1,000ドルの投資で50ドルの利益(5%)よりも明らかに効率の良い投資だとひと目で分かります。
具体例で計算してみる
たとえば1,000ドルで株を購入し、のちに1,200ドルで売却したとします。純利益は \(1{,}200\text{ドル} - 1{,}000\text{ドル} = 200\text{ドル}\)。ROIは $$200\text{ドル} \div 1{,}000\text{ドル} \times 100 = 20\%$$ となります。つまり、1ドル投資するごとに20セントの利益が得られた計算です。
よくある質問(FAQ)
ROIは保有期間を考慮しますか? いいえ。基本的なROIは、投資をどれだけの期間保有したかを考慮しません。期間の異なる投資同士を比較したい場合は、年率換算ROIやCAGR(年平均成長率)を確認しましょう。
ROIがマイナスになることはありますか? あります。最終評価額がコストを下回った場合、ROIはマイナスとなり、損失が出ていることを示します。
良いROIの目安は? 資産の種類やリスクによって異なります。過去の実績では、株式市場全体のリターンはおおむね年7〜10%が目安とされますが、リスクの高い投資ではそれ以上のリターンを狙うこともあります。