MCPで接続 →

計算を入力してください

公式

広告

結果

純収益維持率(NRR)
102%
既存顧客から維持できた売上
開始MRR $100,000
期末MRR $102,000
純増減額 $2,000

NRR(純収益維持率)とは?

NRR(Net Revenue Retention/純収益維持率)は、Net Dollar Retention(NDR)とも呼ばれ、既存顧客から得られる継続課金売上を一定期間(通常は1か月または1年)でどれだけ維持できたかを示す指標です。アップグレード、ダウングレード、解約の影響をすべて含めて計算します。新規顧客からの売上はあえて含めないため、「すでにいる顧客」の健全性だけを純粋に測れるのが特長です。NRRが100%を超えていれば、既存顧客の価値が失われる分を上回って成長していることを意味し、優れたSaaS事業の証となります。

この計算ツールの使い方

分析したい期間について、次の4つの数値を入力してください。開始MRR(期初の継続課金売上)、拡張MRR(アップセル・クロスセル・席数追加など)、縮小MRR(ダウングレード)、解約MRR(解約による売上喪失)です。入力すると、NRR(%)、そのコホートの期末MRR、そして売上の純増減額が表示されます。

計算式の解説

NRR(%):

$$\text{NRR} = \frac{\text{開始MRR} + \text{拡張} - \text{縮小} - \text{解約}}{\text{開始MRR}} \times 100\%$$

分子では同じ顧客群の期末継続課金売上を組み立て直し、それを期初の値で割ります。100を掛けることで比率がパーセンテージになり、時系列で推移を比較できるようになります。

広告
開始時のMRRを拡大・縮小・解約で調整し、期末収益に至るまでを示す棒グラフ
NRRは開始時のMRRにアップセルを加え、ダウンセルと解約を差し引いて算出します。

計算例

たとえば、ある月の開始時点でMRRが100,000ドルだったとします。既存顧客がアップグレードで15,000ドルを追加し、ダウングレードで5,000ドル、解約で8,000ドルを失いました。期末MRR:

$$\text{期末MRR} = 100{,}000 + 15{,}000 - 5{,}000 - 8{,}000 = 102{,}000 \text{ドル}$$

NRR:

$$\text{NRR} = \frac{102{,}000}{100{,}000} \times 100 = \mathbf{102\%}$$

100%を上回っているため、拡張が損失を上回って補ったことがわかります。

NRRが100%未満、100%、100%超を示す3つの色分けされたゲージメーター
NRRが100%未満は純減を、100%超は既存顧客からの純増を示します。

よくある質問

NRRはどのくらいあれば良いの? トップクラスのSaaS企業は120%以上を記録します。100%は維持率が横ばいの状態、100%未満は既存顧客基盤が純減していることを示します。

NRRとグロスリテンションの違いは? グロスリテンション(売上維持率)は拡張を含まず上限が100%で、「失った分」だけを測ります。一方NRRは拡張を含むため、100%を超えることがあります。

MRRとARR、どちらを使うべき? どちらでも構いません。4つの入力値をすべて同じ単位・同じ期間でそろえれば、一貫した結果が得られます。

最終更新: