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公式

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結果

脳灌流圧(CPP)
83.33
mmHg
平均動脈圧(MAP) 93.33 mmHg
頭蓋内圧(ICP) 10 mmHg

脳灌流圧(CPP)とは?

脳灌流圧(cerebral perfusion pressure:CPP)とは、脳への血流、すなわち酸素供給を生み出す正味の圧力差のことです。脳に血液を送り込む平均動脈圧(MAP)から、その流れに逆らう頭蓋内圧(ICP)を差し引いた値として定義されます。十分なCPPを保つことは脳虚血を防ぐうえで欠かせず、特に外傷性脳損傷(頭部外傷)、脳卒中、頭蓋内圧亢進をきたした患者で重要となります。

Diagram of cerebral perfusion pressure as the difference between mean arterial pressure pushing blood into the skull and intracranial pressure resisting it
Cerebral perfusion pressure is the net pressure driving blood flow to the brain (MAP minus ICP).

計算ツールの使い方

患者の収縮期血圧(SBP)、拡張期血圧(DBP)、測定した頭蓋内圧(ICP)を、いずれもmmHg単位で入力してください。本ツールはまずMAPを推定し、そこからICPを差し引いてCPPを算出します。成人では、頭部外傷後の目標CPPとしておおむね60〜70mmHgが推奨されることが多いものの、実際の目標値は患者ごとに個別に設定されます。

計算式の解説

本ツールでは2つの標準的な式を用います。平均動脈圧は $$\text{MAP} = \text{DBP} + \frac{\text{SBP} - \text{DBP}}{3}$$ で推定します。心周期の約3分の2を拡張期が占めるため、拡張期血圧に重みを置いた式になっています。脳灌流圧はこれを用いて $$\text{CPP} = \text{MAP} - \text{ICP}$$ で求めます。

Formula breakdown showing CPP equals MAP minus ICP and MAP derived from systolic and diastolic pressure
CPP is calculated by subtracting ICP from MAP, where MAP is derived from systolic and diastolic blood pressure.

計算例

たとえば、SBPが120mmHg、DBPが80mmHg、ICPが10mmHgの患者を考えます。$$\text{MAP} = 80 + \frac{120 - 80}{3} = 80 + 13.33 = 93.33\,\text{mmHg}$$ となります。$$\text{CPP} = 93.33 - 10 = 83.33\,\text{mmHg}$$ となり、これは健常範囲に収まっています。

よくある質問(FAQ)

正常なCPPはどのくらいですか? 成人では、おおむね60〜80mmHg程度のCPPが十分とされます。50〜60mmHgを下回ると脳虚血のリスクが高まります。

なぜMAPを測定せず推定するのですか? 観血的動脈圧ライン(Aライン)を用いればMAPを直接測定できますが、マンシェット(血圧計のカフ)による測定値しか得られない場面では、SBPとDBPからの推定が手軽で広く使われています。

これは臨床判断の代わりになりますか? いいえ。本ツールはあくまで学習・教育を目的とした補助ツールです。治療目標は、患者ごとに資格を有する医療従事者が設定する必要があります。

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