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公式

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結果

心拍出量
4.4
L/分
LVOT断面積 3.14 cm²
一回拍出量 62.8 mL

この計算ツールでできること

このツールは、標準的な経胸壁心エコー検査(TTE)で得られる測定値から一回拍出量(SV)心拍出量(CO)を推定します。必要な測定値は、左室流出路(LVOT)径、パルスドプラ法で得たLVOT速度時間積分(VTI)、そして患者さんの心拍数の3つです。心エコー検査室や集中治療の現場で、順行性血流量を定量化する目的で広く用いられています。

使い方

LVOT径は、傍胸骨左室長軸像で収縮中期にセンチメートル単位で計測します。LVOT VTIは、心尖部五腔像でパルスドプラの波形(エンベロープ)をトレースし、センチメートル単位で求めます。心拍数は1分あたりの拍数(bpm)で入力してください。計算ツールは、LVOT断面積、一回拍出量(mL)、心拍出量(L/分)を算出します。

計算式の解説

LVOTは円とみなすため、その断面積は \( \frac{\pi}{4} \times D^{2} \approx 0.785 \times D^{2} \) で求められます。この断面積に、1拍ごとに血液が進む距離であるVTIを掛けると一回拍出量が得られます:

$$SV = 0.785 \times D^{2} \times VTI$$

心拍出量はこれに心拍数を掛け、mL/分をL/分に換算するために1000で割って求めます。

$$CO = \frac{0.785 \cdot d^{2} \cdot VTI \cdot HR}{1000}$$

$$\text{where}\quad \left\{ \begin{aligned} d &= \text{LVOT Diameter (cm)} \\ VTI &= \text{LVOT VTI (cm)} \\ HR &= \text{Heart Rate (bpm)} \end{aligned} \right.$$

速度曲線下の面積として速度時間積分を陰影で示したドプラスペクトル波形
VTIはドプラ速度-時間曲線の下の面積で、1拍ごとの駆出距離を表します。
心拍出量の計算式に用いる直径と円形断面積を示したLVOTの断面
LVOTの断面積は、円形と仮定してその直径(D)から求められます。

計算例

LVOT径が2.0cm、VTIが20cm、心拍数が70bpmの場合:

$$\text{断面積} = 0.785 \times 2.0^{2} = 3.14 \, \text{cm}^{2}$$

$$SV = 3.14 \times 20 = 62.8 \, \text{mL}$$

$$CO = 62.8 \times 70 \div 1000 = 4.4 \, \text{L/分}$$

となります。

よくある質問

なぜ直径の2乗がそれほど重要なのですか? 断面積は直径の2乗に比例するため、LVOT径のわずかな測定誤差が結果に最も大きく影響します。

正常な心拍出量はどのくらいですか? 安静時の成人ではおおよそ4〜8L/分ですが、体格によって変動します。

臨床的判断の代わりになりますか? いいえ。これはあくまで教育目的の推定値であり、臨床上の判断には資格を持つ医師の評価が必要です。

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