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公式

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結果

化学的酸素要求量(COD)
424
mg O₂ / L
当量係数 当量あたり8000 mg/L

化学的酸素要求量(COD)とは?

化学的酸素要求量(COD:Chemical Oxygen Demand)は、水や排水に含まれる有機物・無機物を化学的に酸化するために必要な酸素量を示す指標です。単位は1リットルあたりの酸素ミリグラム(mg O₂/L)で表され、水質汚濁の程度や処理施設の処理性能を評価する代表的な指標として広く用いられています。本ツールは、滴定液に硫酸第一鉄アンモニウム(FAS)を使う二クロム酸塩還流滴定法(標準法)の測定結果をもとにCODを算出します。

水試料中の有機汚染物質が酸化され酸素を消費する様子を示す図
CODは水中の有機物・無機物を化学的に酸化するのに必要な酸素量を測定します。

使い方

空試験(試料なし)の滴定に要したFASの量、試料の滴定に要したFASの量、FAS溶液の規定度、分解処理した元の試料量をそれぞれ入力してください。計算結果としてCOD(mg/L)が表示されます。試料は滴定前に二クロム酸塩の一部を消費するため、通常は空試験の滴定量のほうが試料の滴定量より多くなります。

計算式の解説

使用する計算式は次のとおりです。

$$\text{COD} = \frac{\left(\text{V}_{\text{空試験}} - \text{V}_{\text{試料}}\right) \times \text{N}_{\text{FAS}} \times 8000}{\text{V}_{\text{試料}}}$$

滴定量の差は、試料によって消費された二クロム酸塩の量を表します。これにFASの規定度を掛けることで当量に換算し、係数8000によって酸素の当量(当量重量8 g=8000 mg)を1リットルあたりの値へ変換します。最後に試料量で割ることで、検水量に応じた濃度として結果が得られます。

空試験と試料を比較する二クロム酸塩滴定装置の図
この方法は、空試験と試料で使用した滴定液を比較して酸素要求量を求めます。

計算例

たとえば、空試験のFAS滴定量が9.8 mL、試料のFAS滴定量が4.5 mL、FASの規定度が0.1 N、試料量が10 mLの場合を考えます。このときCOD $$= \frac{(9.8 - 4.5) \times 0.1 \times 8000}{10} = \frac{5.3 \times 0.1 \times 8000}{10} = \frac{4240}{10} = 424 \text{ mg/L}$$ となります。

よくある質問

なぜ係数8000を使うのですか? 酸素の当量重量は8 g/当量です。これをmg単位かつ1リットルあたりで表すと8000になります。

CODが高いと何を意味しますか? CODが高いということは酸化されやすい物質が多いことを示し、水が強く汚染されている、または有機物負荷が大きいことを意味します。

CODとBODの違いは何ですか? BOD(生物化学的酸素要求量)は数日かけて生物分解される成分だけを測定するのに対し、CODは数時間でほぼすべての有機物を化学的に酸化します。そのため、通常CODはBODよりも大きな値になります。

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