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公式

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結果

経済的利益
$20,000
総収益 −(明示的コスト + 暗黙的コスト)
総コスト(明示的+暗黙的) $80,000
会計上の利益(収益 − 明示的コスト) $40,000

経済的利益とは?

経済的利益とは、総収益から明示的コストと暗黙的(機会)コストの両方を差し引いて、事業の本当の収益性を測る指標です。実際に支払った現金支出だけを差し引く「会計上の利益」とは異なり、経済的利益は「その事業に投じた経営資源を、別の用途に使えばもっと稼げたのではないか」という問いを投げかけます。経済的利益がプラスであれば、その事業は資源の次善の使い道を上回る価値を生み出していることを意味します。

暗黙的コストを差し引いた会計利潤と経済的利潤の比較
会計利潤は暗黙的コストを無視するが、経済的利潤はそれも差し引く。

この計算ツールの使い方

入力するのは3つの数字です。まず総収益、次に明示的コスト(家賃・人件費・材料費・光熱費など、実際に支払うお金)、そして暗黙的コスト(自分の時間や資本を別の場所に投じていれば得られたはずの給与・利息・賃料などの逸失利益)です。計算ツールは経済的利益に加え、総コストと比較用の会計上の利益も表示します。

計算式の解説

基本となる式は $$\text{経済的利益} = \text{総収益} - (\text{明示的コスト} + \text{暗黙的コスト})$$ です。一方、会計上の利益は \(\text{総収益} - \text{明示的コスト}\) で求められます。この2つの差額が、まさに暗黙的コストにあたります。経済的利益がゼロのとき、その事業は機会コストを含むすべてのコストをちょうど賄った「正常利潤(ノーマル・プロフィット)」を得ている状態です。

総収入を明示的コスト、暗黙的コスト、経済的利潤に分ける棒グラフ
総収入から明示的・暗黙的コストを差し引くと経済的利潤が残る。

具体例で計算してみる

あるフリーランスが10万ドルの収益を得たとします。明示的コスト(ソフトウェア・オフィス・税金)は6万ドル。さらに、フリーランスを続けることで、年収2万ドルの会社員の職を手放しています——これが暗黙的コストです。総コスト $$= 6\text{万ドル} + 2\text{万ドル} = 8\text{万ドル}$$。経済的利益 $$= 10\text{万ドル} - 8\text{万ドル} = \textbf{2万ドル}$$。会計上の利益は \(10\text{万ドル} - 6\text{万ドル} = 4\text{万ドル}\) です。機会コストを織り込んでも、このフリーランスは2万ドル分だけ得をしている、というわけです。

よくある質問

暗黙的コストとは何ですか? 機会コストのことです。手放した最善の選択肢の価値を指し、たとえば得られたはずの給与や、事業に投じた資本から得られたはずの利息などが該当します。

会計上の利益はプラスなのに、経済的利益がマイナスになることがあるのはなぜですか? 暗黙的コストがコスト側に加算されるためです。現金収支ではプラスでも、同じ資源を別の用途に使った場合より稼ぎが少なければ、経済的利益はマイナスになり得ます。

経済的利益がゼロとはどういう意味ですか? 正常利潤を得ている状態を示します。明示的コストと暗黙的コストをすべて賄い、次善の選択肢から得られるリターンとちょうど同じだけ稼いでいるということです。

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