偶数パリティビットとは?
パリティビットとは、2進データのブロックに付加される1ビットの追加ビットで、伝送エラーの検出に役立ちます。偶数パリティでは、パリティビット自身を含めた1のビットの総数が偶数になるように、パリティビットの値を決めます。本ツールは、入力した2進数の中の1の個数を数え、正しい偶数パリティビットを求めます。
使い方
2進データを1と0の並びとして入力し(例:1011001)、送信してください。本ツールは、付加すべきパリティビット、元データに含まれる1の個数、データの長さ、そしてパリティビットを付加した後の1の総数を表示します。
計算式の解説
偶数パリティビット \(P\) は、データ中の1のビット数を2で割った余り(モジュロ2)として計算されます。
$$P_{\text{even}} = \left(\sum_{i} \text{bits}_i\right) \bmod 2$$
データにすでに偶数個の1が含まれている場合、パリティビットは0となり、変更は不要です。奇数個の1が含まれている場合、パリティビットは1となり、これによって総数が偶数になります。
計算例
データ 1011001 を考えてみましょう。1のビットは1、3、4、7番目の位置にあり、合計で4個です。4は偶数なので \(4 \bmod 2 = 0\) となります。したがって偶数パリティビットは 0 で、送信される語は 10110010、1の総数は4個のまま偶数です。
よくある質問
偶数パリティと奇数パリティの違いは? 偶数パリティは1の総数を偶数にし、奇数パリティは奇数にします。両者のパリティビットは互いに反転した値になるだけです。
パリティですべてのエラーを検出できますか? 1つのパリティビットは、奇数個のビット反転であれば検出できますが、偶数個のエラー(例えば2ビットの反転)は検出できず、エラーを訂正することもできません。
パリティはどこで使われていますか? パリティビットはシリアル通信(UART)、メモリ(パリティRAM)、そしてより強力な誤り訂正符号の構成要素として用いられています。