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公式

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結果

偽陽性率(FPR)
10%
FP /(FP + TN)
FPR(割合) 0.1
特異度 90%

偽陽性率(FPR)とは?

偽陽性率(FPR:False Positive Rate)は「フォールアウト」とも呼ばれ、分類器や診断検査が、本来は陰性であるケースを誤って陽性と判定してしまう頻度を表す指標です。機械学習・医療検査・統計学のいずれにおいても基本となる評価指標であり、ROC曲線の横軸(x軸)にあたります。

TP・FP・FN・TNのセルを示す2×2の混同行列で、偽陽性と真陰性が強調されている図
偽陽性率は、混同行列の偽陽性(FP)と真陰性(TN)から求められます。

このツールの使い方

偽陽性(FP)の件数(陰性なのに誤って陽性と予測されたケース)と、真陰性(TN)の件数(陰性を正しく判定できたケース)を入力してください。本ツールは、FPRを割合(比率)とパーセンテージの両方で表示し、対応する特異度もあわせて算出します。

計算式の解説

偽陽性率は次の式で求めます。

$$\text{FPR} = \frac{\text{FP}}{\text{FP} + \text{TN}}$$

分母の \(\text{FP} + \text{TN}\) は、実際に陰性であるケースの総数です。特異度(真陰性率)が \(\frac{\text{TN}}{\text{FP} + \text{TN}}\) で表されることから、FPRはちょうどその裏返し(補数)になります。

$$\text{FPR} = 1 - \text{特異度}$$

FPRが低いほど、誤った警告(誤検知)が少ない優れた検査であることを意味します。

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FPRの計算式(FP ÷(FP + TN))を示す図
FPRは偽陽性の数を、実際の陰性すべて(FP + TN)で割った値です。

具体例で確認

あるスクリーニング検査で、偽陽性が10件、真陰性が90件発生したとします。このとき $$\text{FPR} = \frac{10}{10 + 90} = \frac{10}{100} = 0.10,$$ すなわち10%となります。特異度は \(1 - 0.10 = 0.90\)、つまり90%です。これは、健康な人の90%を正しく「陰性」と判定できる一方で、10%については誤って警告を出してしまうことを意味します。

よくある質問(FAQ)

良い偽陽性率の目安は? 低いほど良いとされます。理想的なFPRは0で、陰性をひとつも誤判定しない状態を指します。ただし現実の検査では、FPRと感度(再現率)はトレードオフの関係にあり、両立は容易ではありません。

FPRと適合率(Precision)の違いは? FPRは「実際に陰性であるケースの総数」を分母とするのに対し、適合率は「陽性と予測したケース」に着目します(\(\frac{\text{TP}}{\text{TP} + \text{FP}}\))。

FPRが1を超えることはある? ありません。FPが(FP + TN)を超えることはないため、FPRは常に0〜1(0%〜100%)の範囲に収まります。

最終更新: