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計算を入力してください

FPY(直行率)は、手直しや廃棄を一切経ずに初回で合格したユニットの割合を示します。

公式

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結果

FPY(直行率)
92%
初回で合格したユニット数
FPY(比率) 0.92
不良・手直しユニット数 80
不良率 8%

FPY(直行率)とは?

FPY(First Pass Yield/直行率・初回合格率)とは、工程に投入したユニットのうち、手直し・修理・廃棄を一切経ずに最初の試行で正しく通過した割合を示す品質指標です。最終歩留まり(ファイナルイールド)よりも工程の実態を正直に映し出す指標といえます。なぜなら、最終歩留まりは手直しループによって生じる「見えない工場内コスト」を覆い隠してしまうからです。たとえ出荷段階で100%のユニットを通していても、その裏で半分を手直ししているケースもあり得ます。FPYはこうしたムダをあぶり出してくれるのです。

ユニットが流入し、初回で合格するユニットと手直し/廃棄の分岐を示す工程ステップの図
直行率(FPY)は、手直しなしで工程を最初の試行で正しく通過したユニットの割合を測る指標です。

この計算ツールの使い方

工程ステップに投入したユニット数と、初回で合格したユニット数(手直しが不要だった良品の数)を入力してください。ツールはFPYをパーセントと比率で表示し、不良・手直しが発生したユニット数と不良率を算出します。手直しが「まったく」必要なかったユニットだけを「初回合格」としてカウントするのがポイントです。

計算式の解説

FPY = 初回合格数 ÷ 投入数。これに100を掛ければパーセント表示になります。

$$\text{FPY} = \frac{\text{初回合格数}}{\text{投入数}} \times 100\%$$

複数ステップから成る工程では、RTY(Rolled Throughput Yield/累積直行率)は各ステップのFPYを掛け合わせた値になります。

$$\text{RTY} = \text{FPY}_1 \times \text{FPY}_2 \times \dots \times \text{FPY}_n$$

歩留まりは掛け算で効いてくるため、各ステップの数値が高くても、ステップ数が多ければ全体のRTYは大きく目減りしてしまいます。

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初回合格ユニット数を投入ユニット数で割ったFPYの計算式を、バー比率で表した図
FPYは、初回で合格したユニット数を工程に投入された総ユニット数で割った比率です。

計算例

あるラインに1,000個を投入したとします。920個が初回で合格し、80個は手直しまたは廃棄となりました。

$$\text{FPY} = \frac{920}{1{,}000} = 0.92 = \mathbf{92\%}$$

不良率は8%です。後工程のFPYが95%だった場合、2ステップのRTYは

$$0.92 \times 0.95 = 0.874 = 87.4\%$$

となります。

よくある質問

FPYと最終歩留まりは何が違いますか? 最終歩留まりは手直し後に出荷されたユニットも数えますが、FPYは一発で正しく通ったユニットだけを数えます。そのため、必ず「\(\text{FPY} \le \text{最終歩留まり}\)」の関係が成り立ちます。

FPYはどのくらいなら良い水準ですか? 業界によって異なりますが、高ければ高いほど良好です。多くのメーカーは95%以上を目標とし、世界トップクラスの工程はシックスシグマの水準に迫ります。

FPYが100%を超えることはありますか? ありません。合格数が投入数を上回ることはあり得ないため、FPYは常に0%〜100%の範囲に収まります。

最終更新: