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公式

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結果

蓄積された運動エネルギー
6,853,891.95
ジュール(J)
エネルギー(ワット時) 1,903.8589 Wh
エネルギー(キロワット時) 1.903859 kWh
慣性モーメント(I) 12.5 kg·m²
角速度(ω) 1,047.2 rad/s

フライホイール蓄電エネルギー計算ツールとは?

フライホイール(はずみ車)は、回転する質量の運動エネルギーとしてエネルギーを機械的に蓄えます。この計算ツールでは、慣性モーメントと回転数をもとに、フライホイールがどれだけのエネルギーを蓄えているかを求めます。フライホイール蓄電システム(FESS)は、瞬時にエネルギーを吸収・放出できることから、電力系統の安定化、無停電電源装置(UPS)、回生ブレーキ、そしてモータースポーツのKERS(運動エネルギー回生システム)などに活用されています。

回転方向の矢印とともに軸上で回転するフライホイールの円盤
フライホイールは回転する質量に回転運動エネルギーとしてエネルギーを蓄えます。

使い方

まずフライホイールの形状を選びます。中実の円盤やシリンダーの場合、慣性モーメントは \(I = \tfrac{1}{2}mr^{2}\)、薄いリングやフープ(円環)の場合は \(I = mr^{2}\) となります。質量と半径を入力するか、「カスタム」を選んで実測した慣性モーメントを直接入力します。続いて回転数を RPM で入力すると、蓄えられたエネルギーがジュール・ワット時・キロワット時で表示され、あわせて算出された慣性モーメントと角速度も確認できます。

計算式の解説

基本となる式は次のとおりです。

$$E = \tfrac{1}{2}\,I\,\omega^{2}$$

ここで \(I\) は慣性モーメント(\(\text{kg}\cdot\text{m}^{2}\))、\(\omega\) はラジアン毎秒(\(\text{rad/s}\))で表した角速度です。RPM は1分あたりの回転数を表すため、次の式で換算します。

$$\omega = \frac{2\pi\cdot\text{RPM}}{60}$$

エネルギーは回転速度の2乗に比例するので、RPM を2倍にすると蓄えられるエネルギーは4倍になります。高性能なフライホイールが極めて高速で回転するのはこのためです。

慣性モーメント、角速度、エネルギーの関係を示す図
蓄えられるエネルギーは慣性モーメントIと角速度オメガの2乗に依存します。

計算例

質量100 kg、半径0.5 mの中実スチール円盤を考えてみましょう。慣性モーメントは次のとおりです。

$$I = \tfrac{1}{2}\times 100\times 0.5^{2} = 12.5\ \text{kg}\cdot\text{m}^{2}$$

10,000 RPM のとき、

$$\omega = \frac{2\pi\times 10000}{60} \approx 1047.20\ \text{rad/s}$$

エネルギーは

$$E = \tfrac{1}{2}\times 12.5\times 1047.20^{2} \approx 6{,}853{,}891\ \text{J}$$

すなわち約1.9 kWh となります。

よくある質問(FAQ)

なぜラジアン毎秒を使うのですか? 運動エネルギーの式はSI単位で定義されているため、結果をジュールで得るには角速度を rad/s で表す必要があります。

ジュールをワット時に換算するには? \(1\ \text{Wh} = 3600\ \text{J}\) なので、ジュールの値を3600で割ります。

エネルギー損失は考慮されていますか? いいえ。この計算は理想的な理論上の蓄積エネルギーを示すものです。実際のシステムでは軸受の摩擦や空気抵抗によってエネルギーが失われるため、実際に利用できるエネルギーはこれよりやや少なくなります。

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