この計算ツールでできること
「時・分の加減算」は、時間と分で表した最大5つの時間をまとめて計算できるツールです。各行は足し算(加算)と引き算(減算)を選べ、それぞれ指定した回数だけ繰り返して計算できます。結果は「時+分」「時間(小数)」「分(合計)」の3通りの便利な形式で表示されます。カレンダーや時刻(何時何分という時計の概念)は一切関係しない純粋な四則演算なので、どこで使っても同じ結果が得られます。
使い方
各行は次の形で入力します ―― [加算 または 減算](時, 分)× 回数。合計に時間を足す場合は「加算」、差し引く場合は「減算」を選びます。時間と分をそれぞれ整数で入力し、「回数」にその時間が何回繰り返されるかを設定してください。回数が0、または時・分がどちらも0の行は計算に反映されないため、使わない行は空欄のままで構いません。入力値は0以上の整数で入力します。符号は「演算」のプルダウンで指定するので、マイナス記号を自分で入力する必要はありません。
計算式の解説
各行はまず符号付きの分に変換されます ―― 符号 ×(時 × 60 + 分)× 回数。5つの行を合計して、分単位の総計を1つ求めます。この値がそのまま「= 分」の数値になり、60で割ると小数表記の「= 時間」になります。「時+分」の分割は絶対値をもとに計算され、分を60で割った商(小数点以下切り捨て)が時、その余りが分となります。最後に元の符号を付け直すため、合計が −90分の場合は「−1時間 −30分」と表示されます。
$$\text{Total Minutes} = \sum_{i=1}^{5} \text{Op}_i \times \left( 60 \times \text{Hours}_i + \text{Minutes}_i \right) \times \text{Times}_i$$ $$\begin{gathered} T = \sum_{i=1}^{5} \text{Op}_i \times \left( 60 \times \text{Hours}_i + \text{Minutes}_i \right) \times \text{Times}_i \\[1.5em] \text{where}\quad \left\{ \begin{aligned} \text{Hours} &= \operatorname{sign}(T)\left\lfloor \tfrac{|T|}{60} \right\rfloor \\ \text{Minutes} &= \operatorname{sign}(T)\,( |T| \bmod 60 ) \\ \text{Decimal Hours} &= \dfrac{T}{60} \end{aligned} \right. \end{gathered}$$
計算例
1行目:加算 2時間45分 × 2 = +330分。2行目:加算 1時間15分 × 1 = +75分。その他の行は回数が0なので無視されます。合計=405分。これは6時間45分、すなわち6.75時間、405分に相当します。
$$\text{合計} = \big(60 \times 2 + 45\big) \times 2 + \big(60 \times 1 + 15\big) \times 1 = 330 + 75 = 405\ \text{分}$$ $$405\ \text{分} = 6\ \text{時間}\ 45\ \text{分} = 6.75\ \text{時間}$$
よくある質問
結果がマイナスになることはありますか? はい。引き算(減算)が足し算(加算)を上回ると合計はマイナスになり、その符号は3つの表示形式すべてに反映されます。
空欄にした場合はどうなりますか? 数値欄が空欄の場合は0として扱われます。回数が0の行や時・分がともに0の行は計算に加算されません。
秒には対応していますか? いいえ。このツールは時間と分のみに対応しています。時・分・秒を扱う場合は別の計算ツールをご利用ください。