パキスタン所得税計算ツールとは?
本ツールはパキスタン国内の税制のみを対象としています。パキスタン連邦歳入庁(FBR)が定める2024-25課税年度の累進課税区分(スラブ)に基づいて計算します。居住者個人の課税所得に対する年間所得税額を、給与所得者(給与が総所得の75%超を占める方)と非給与所得者・事業所得者の両方について試算できます。なお、表示される金額はあくまで概算であり、各種控除・付加税・特別税額控除は考慮していません。プランニングの参考としてご利用ください。
使い方
まず雇用形態を選び、年間の課税所得をPKR(パキスタン・ルピー)で入力します。続いて、税額を「年単位」と「月単位」のどちらで表示するかを選択してください。本ツールが該当する税率区分を自動で判定し、税額・手取り(税引後)所得・限界税率・実効税率を表示します。
計算式の解説
パキスタンは限界税率方式(スラブ制)を採用しています。各区分には、その区分の下限額までの税額をまとめた「固定額」が定められており、下限を超えた部分にのみ限界税率が適用されます。
$$\text{税額} = F + \left(\text{所得} - L\right) \times r$$
2024-25年度の給与所得者の税率区分は次のとおりです。600,000まで → 0%/600,001〜1,200,000 → 5%/1,200,001〜2,200,000 → 15%(+30,000)/2,200,001〜3,200,000 → 25%(+180,000)/3,200,001〜4,100,000 → 30%(+430,000)/4,100,000超 → 35%(+700,000)。
計算例
給与所得者の年間所得が PKR 2,500,000 の場合を見てみましょう。この所得は下限額2,200,000・固定額180,000の25%区分に該当します。$$\text{税額} = 180{,}000 + \left(2{,}500{,}000 - 2{,}200{,}000\right) \times 0.25 = 180{,}000 + 75{,}000 = \textbf{PKR } \mathbf{255{,}000}$$ となります。実効税率は \(255{,}000 \div 2{,}500{,}000 = 10.2\%\) です。
よくある質問
給与所得者と非給与所得者、どちらを選べばよいですか?給与が課税所得全体の75%超を占める場合は給与所得者の税率を、それ以外の場合は非給与所得者・事業所得者の税率を使用してください。
表示された金額が実際の納税額になりますか?いいえ。本ツールはスラブ制に基づく通常の所得税の概算であり、税額控除・付加税・源泉徴収の調整・最低税額などは含まれていません。
どの課税年度に基づいていますか?FBRの2024-25課税年度の税率区分を反映しています。