課税所得とは?
この計算ツールは、米国の連邦所得税(2026課税年度)を対象としています。課税所得とは、収入のうち実際に連邦所得税の対象となる部分のことです。調整総所得(AGI)から各種控除を差し引くことで求められ、控除には標準控除(standard deduction)または項目別控除(itemized deduction)のうち金額が大きい方を適用し、さらに該当する場合は適格事業所得控除(QBI控除)も差し引きます。なお、日本の所得税とは制度・計算方法が大きく異なるため、本ツールはあくまで米国の納税者や米国での申告を行う方向けの目安としてご利用ください。
使い方
まず(Form 1040に記載されている)AGIを入力し、申告ステータスを選択して、項目別控除があれば入力します。項目別控除の合計が標準控除を下回る場合は、自動的に金額の大きい標準控除が適用されます。パススルー事業からの所得がある場合はQBI控除も入力してください。算出された数値が、あなたの連邦課税所得の概算です。
計算式の解説
計算式は課税所得 = AGI − max(標準控除, 項目別控除)− QBIです。
$$\text{Taxable Income} = \max\!\left(\text{AGI} - \max\!\left(32200,\ \text{Itemized}\right) - \text{QBI},\ 0\right)$$2026年の標準控除額は、独身(Single)$16,100、夫婦合算申告(Married Filing Jointly)$32,200、夫婦個別申告(Married Filing Separately)$16,100、世帯主(Head of Household)$24,150です。課税所得はマイナスにならないため、結果は最低$0で打ち止めとなります。
計算例
たとえば、独身で申告する人のAGIが$80,000、項目別控除が$10,000、QBIなしの場合を考えます。標準控除($16,100)が項目別控除の金額を上回るため、計算では$16,100が適用されます。
$$\text{課税所得} = 80{,}000 - 16{,}100 - 0 = 63{,}900$$課税所得 = $80,000 − $16,100 − $0 = $63,900となります。
よくある質問
項目別控除と標準控除、どちらを選ぶべき? 金額が大きい方を選ぶのが基本です。本ツールでは大きい方を自動的に適用します。
QBI控除とは? 適格事業所得(QBI)控除は、対象となる自営業者やパススルー事業のオーナーが、適格事業所得の最大20%を控除できる制度です。算出済みの金額を入力してください。
これは納税額ですか? いいえ。これは課税所得であり、この金額に税率区分(tax brackets)を適用して税額が決まります。実際に納める税額そのものではありません。