法人税計算ツールとは?
このツールは、会社の課税所得と適用される定率の法人税率をもとに、納めるべき法人税額を試算するものです。どの国の税率にも対応しており、自社に適用される税率(パーセンテージ)を入力するだけで利用できます。たとえば米国の連邦法人税率21%や、各国の法定税率などを入力してください。あわせて税引後利益と実効税率も表示されるため、手元に残る純利益をすぐに把握できます。なお、日本では法人税のほかに地方法人税・法人住民税・法人事業税などが課され、「実効税率」はこれらを合算した約30%前後となるのが一般的です。本ツールは単一税率による概算ツールである点にご注意ください。
使い方
まず課税所得(売上高から損金算入できる経費や各種控除を差し引いた金額)を入力します。次に法人税率をパーセンテージで入力してください。入力するとすぐに、納税額・税引後に残る所得・実効税率が表示されます。税率は国や会社の規模によって異なるため、ご自身の管轄(国・地域)と対象事業年度に応じた正しい法定税率を必ず確認してください。
計算式の解説
定率方式の計算はシンプルです。
$$\text{税額} = \text{課税所得} \times \frac{\text{税率}}{100}$$で求められます。税引後利益は
$$\text{税引後利益} = \text{課税所得} - \text{税額}$$となります。このモデルは累進課税ではなく単一の定率を前提としています。これは、米国連邦法人税(2018年以降)をはじめ、多くの国の法人税制度で採用されている方式です。
計算例
たとえば、ある会社の課税所得が500,000ドルで、法人税率が21%だとします。納税額は \(500{,}000 \times 0.21 = 105{,}000\) ドルです。税引後利益は \(500{,}000 - 105{,}000 = 395{,}000\) ドルとなり、実効税率は21%になります。
よくある質問
累進税率(税率の区分)には対応していますか? いいえ。本ツールは単一の定率のみを適用します。お住まいの国・地域が累進課税を採用している場合は、適用される平均税率(ブレンド税率)または限界税率を入力してください。
課税所得とは何を指しますか? 一般的には、総収入から損金算入できる経費・減価償却費・各種税額控除を差し引いた金額です。本ツールは、この金額がすでに算出されていることを前提としています。
これは税務上のアドバイスですか? いいえ。あくまで計画立案のための概算です。実際の申告にあたっては、税理士など有資格の専門家にご相談ください。