純度(パーセント)とは?
純度(パーセント)とは、試料全体のうち、目的とする物質が実際にどれだけの割合を占めているかを示す値です。残りは不純物や水分、その他の混入物にあたります。これは化学、医薬品、冶金、品質管理など幅広い分野で用いられる基本的な指標です。純度100%の試料には目的の化合物しか含まれておらず、値が低いほど不要な物質が多く混ざっていることを意味します。
この計算ツールの使い方
入力する値は2つだけです。試料に含まれる純物質の質量と、試料全体の質量を入力してください。本ツールは純物質の質量を試料全体の質量で割り、100を掛けてパーセントとして算出します。あわせて不純度(パーセント)と不純物の合計質量も表示するので、ひと目で確認できます。
計算式の解説
関係はとてもシンプルです。
$$\text{純度(%)} = \frac{\text{純物質の質量}}{\text{試料の質量}} \times 100\%$$
純物質の質量は通常、目的物の単離、滴定、分析など実験によって求めます。試料の質量は最初に用意した全体の質量です。純度は比率なので、両方の質量は必ず同じ単位でそろえる必要があります(ここではグラムを使っていますが、統一されていればどの単位でも構いません)。
計算例
たとえば、10 gの岩塩の試料から、純粋な塩化ナトリウムを8 g回収できたとします。純度(パーセント)は$$(8 \div 10) \times 100 = 80\%$$です。つまり、試料の20%、すなわち2 gが不純物であることを意味します。
よくある質問
純度が100%を超えることはありますか? ありません。計算結果が100%を超えた場合は、純物質の質量を過大に見積もっているか、測定に誤差がある可能性があります。純物質が試料全体より重くなることはあり得ません。
どの単位を使えばよいですか? 2つの入力値で同じ単位を使っていれば、どの質量単位でも問題ありません。グラム、キログラム、ミリグラムのいずれを使っても、得られるパーセントは同じになります。
収率(パーセント)とはどう違いますか? 収率(パーセント)は、反応で実際に得られた生成物の量を、理論上の最大量と比較する指標です。一方、純度(パーセント)は1つの試料の組成を表します。