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公式

公式: 内接・外接正多角形による円周率πの計算
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  1. Initial bounds

    Initial bounds: 内接・外接正多角形による円周率πの計算

    Square branch starts from a square; hexagon branch starts from a regular hexagon. Both bracket pi.

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結果

Approximate π
3.1415926535897927
内接・外接の上下限の中点
外接多角形の周 a(上限) 3.1415926535897927
内接多角形の周 b(下限) 3.1415926535897927
最終的な多角形の辺数 536,870,912

この計算機でできること

この計算機は、古代ギリシャのアルキメデスが用いた古典的な方法で、円周率π(π)を近似します。直径1の円では、円周の長さがちょうどπに等しくなります。この円にぴったり外接する正多角形の周の長さはπよりわずかに大きく、逆に円の内側に内接する正多角形の周の長さはπよりわずかに小さくなります。辺の数を繰り返し2倍にしていくと、外接・内接それぞれの周の長さが上下からπへと近づき、πを挟み込むようにして近似値が得られます。

正六角形が内接し、より大きな正六角形が外接した、同じ中心を持つ円。
アルキメデスの方法は、内接多角形(小)と外接多角形(大)の間に円周率を挟み込む。

使い方

まず出発点となる多角形を選びます。正方形(4角形)または正六角形(6角形)が選べます。次に辺数を倍にする回数 \(n\) を入力します。n回の繰り返し後、多角形の辺数は正方形から始めた場合は \(4\cdot 2^n\)、正六角形から始めた場合は \(6\cdot 2^n\) になります。さらに表示する桁数を指定します。上限と下限が計算機の精度の限界まで一致した時点で自動的に計算を打ち切るため、n に大きな値を入れても問題ありません。

計算式の解説

外接多角形の周の長さを \(a\)、内接多角形の周の長さを \(b\) とします。各ステップでは、まず前回の \(a\) と \(b\) の調和平均として $$a_{k+1} = \frac{2\,a_k\,b_k}{a_k + b_k}$$ を計算し、続いて新しい \(a\) と前回の \(b\) の幾何平均として $$b_{k+1} = \sqrt{a_{k+1}\,b_k}$$ を計算します。正方形から始める場合は $$a_0=4,\quad b_0=2\sqrt{2} \approx 2.8284271$$ 正六角形から始める場合は $$a_0=2\sqrt{3} \approx 3.4641016,\quad b_0=3$$ が初期値です。計算の各段階を通じて、つねに \(b < \pi < a\) が成り立ちます。

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辺の数が増える多角形が円の形へ収束していく様子を示す3つの円の連続図。
辺の数を倍にすると、両方の境界が円周率へ収束していく。

計算例

正方形から始める場合:\(a_0=4\)、\(b_0=2.82842712\)。1回目の繰り返しでは $$a_1=\frac{2\cdot 4\cdot 2.82842712}{6.82842712}=3.31370850$$ $$b_1=\sqrt{3.31370850\cdot 2.82842712}=3.06146746$$ となります。2回目では \(a_2 \approx 3.18259788\)、\(b_2 \approx 3.12144515\)。約25回ほど辺数を倍にすると、上下の幅が縮まり、倍精度演算でのπの値 \(3.141592653589793\) に収束します。

よくある質問

なぜ直径1の円を使うのですか? 直径を1にすると、円周の長さがちょうどπに等しくなるため、多角形の周の長さがそのままπの近似値になり、倍率の換算が不要になるからです。

なぜ n 回に達する前に計算が止まるのですか? 一般的な倍精度演算では、有効数字はおよそ15〜16桁です。\(a\) と \(b\) がこの精度の範囲で完全に一致してしまうと、それ以上繰り返しても結果は改善できないため、計算を早めに終了します。

正方形と正六角形、どちらが良いですか? どちらも最終的には同じ値に収束します。ただし正六角形のほうが最初からπに近い値から始まるため、同じ精度に達するまでの繰り返し回数がわずかに少なくて済みます。

最終更新: