このツールでできること
「年収から手取り月収を計算するツール」は、年収(額面)を入力するだけで、毎月の手取り額のおおよその目安を算出します。税金や社会保険料などをまとめた「実効税率」を1つ指定することで、税金・社会保険・各種控除を差し引いた後、実際に毎月口座に入る金額がどのくらいになるかをすばやく確認できます。特定の国の制度に縛られない汎用的な家計シミュレーターなので、ご自身の状況に合った実効税率を入力すれば、どの国の給与でも試算できます。
使い方
年収(額面)=各種控除前の1年間の総支給額を入力し、実効税率(控除を含む全体の割合・%)を指定します。実効税率とは、所得税・社会保険料・年金・その他の控除をすべて合わせて、収入全体から差し引かれる割合のことです。入力すると、毎月の手取り額に加えて、月額の額面・月額の控除額・年間の手取り額の内訳が表示されます。
計算式の仕組み
計算自体はとてもシンプルです。まず年収に (1 − 税率) を掛けて差し引かれる分を取り除き、年間の手取り額を求めます。次にその金額を12で割り、1年を通じて均等に毎月へ振り分けます。
$$\text{手取り月収} = \frac{\text{年収} \times (1 - \text{税率})}{12}$$
この計算は、毎月の支給額が均等で実効税率も一定であることを前提としているため、給与明細どおりの正確な金額ではなく、あくまで目安となります。
計算例
たとえば、年収(額面)が $60,000、実効税率が20%の場合を考えてみましょう。まず税率を小数に直すと \(0.20\) です。年間の手取り額 = \(60{,}000 \times (1 - 0.20) = 60{,}000 \times 0.80 = \$48{,}000\)。手取り月収 = \(48{,}000 \div 12 =\) 毎月 $4,000 となります。月額の額面は \(60{,}000 \div 12 = \$5{,}000\) なので、月々の税金・控除額は $1,000 ということになります。
よくある質問
自分の国でも正確に使えますか?これは一般的な目安を出すツールです。実際の手取り額は、累進課税の税率区分や各種控除、その国ごとのルールによって変わります。より近い結果を得るには、ご自身の実効税率を入力してください。なお、日本の場合は所得税・住民税・社会保険料などを合わせた割合を実効税率として使うと目安になります。
実効税率とは何ですか?額面収入から実際に差し引かれる金額の合計が占める割合のことで、最高税率(限界税率)とは異なります。直近の給与明細を使い、\(\text{控除額合計} \div \text{額面} \times 100\) で計算できます。
ボーナスや賞与は考慮されますか?いいえ。このツールは年収を12か月に均等に分けて計算する前提です。