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公式

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結果

タクトタイム
120
1個あたりの秒数
タクトタイム(分/個) 2
必要な生産ペース 30 units/hour

タクトタイムとは?

タクトタイムは、リーン生産方式における「心臓の鼓動」とも言える指標です。顧客の需要を満たしながら、1個の製品を生産するために許される最大の時間を意味します。語源はドイツ語の「Takt」で、拍子やリズムを表します。生産ペースを需要に同期させることで、つくり過ぎ(過剰生産)と欠品の両方を防げるのです。これはジャストインタイム(JIT)や一個流し(ワンピースフロー)の根幹をなす考え方です。

利用可能な生産時間を顧客需要のペースに合わせて等分した区分を示す図
タクトタイムは顧客の需要に合わせて一定の生産リズムを設定します。

この計算ツールの使い方

まず、ある期間(たとえば1シフト)の稼働可能時間を入力し、単位を選びます。次に、その同じ期間に顧客が必要とする数量を入力してください。計算ツールが時間を需要で割り、1個あたりのタクトタイムと、1時間あたりに達成すべき生産ペースを自動で算出します。

計算式の解説

基本となる式はとてもシンプルです。 $$\text{タクトタイム} = \frac{\text{稼働可能時間}}{\text{顧客需要}}$$ ここでいう「稼働可能時間」は、休憩・保全・計画的な停止時間などを除いた、実際に稼働できる正味の時間にする必要があります。そうすることで、現場の実態に即した生産能力を反映できます。また、時間と需要は必ず同じ期間でそろえないと、結果が意味を持たなくなる点に注意しましょう。

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利用可能時間を需要で割って1個あたりの時間を求める数式図
タクトタイムは利用可能な生産時間を顧客需要で割った値です。

計算例

たとえば、あるラインが8時間(=480分)の1シフトで稼働し、その日に顧客が240個を必要としているとします。480分を28,800秒に換算し、240で割ると、タクトタイムは1個あたり120秒になります。 $$\text{タクトタイム} = \frac{60 \times 480}{240} = \frac{28800}{240} = 120\ \text{秒}$$ つまり、2分に1個のペースで完成品をラインから送り出さなければならず、これは1時間あたり30個に相当します。

よくある質問(FAQ)

タクトタイムは短いほど良いのですか? 必ずしもそうとは言えません。タクトタイムが短いということは、稼働可能時間に対して需要が大きいため、より速く生産しなければならない状態を示します。あくまで「必要な生産ペース」を表す数値にすぎません。

タクトタイムとサイクルタイムの違いは? タクトタイムは「どれだけ速く生産する必要があるか」、サイクルタイムは「実際に1個を生産するのにどれだけ速くできているか」を表します。需要を満たすには、サイクルタイムをタクトタイム以下に抑える必要があります。

稼働可能時間から休憩時間を引くべきですか? はい。休憩を差し引いた、本当に生産できる正味の稼働時間だけを使ってください。そうすることで、1個あたりに使える時間を正確に表すタクトタイムが得られます。

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