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公式

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結果

スループット
2
単位時間あたりのアイテム数
仕掛り(WIP) 10 items
フロータイム 5
計算式 スループット = WIP ÷ フロータイム

スループット計算ツールとは?

このツールはリトルの法則(Little's Law)を使って、安定したプロセスのスループットを求めます。スループットとは、システムからアイテムが出ていく速度のこと——完成した製品、クローズしたチケット、対応を終えたお客様、処理済みの注文などが該当します。リトルの法則は、仕掛り(WIP)、フロータイム(リードタイムやサイクルタイムとも呼ばれます)、スループットという3つの量を結びつけるものです。定常状態にある待ち行列システムであれば、ソフトウェア開発のカンバンボードから工場のライン、コールセンターまで、あらゆる場面に幅広く適用できます。

使い方

平均仕掛り(WIP)——いまシステム内にあるアイテムの数——と、平均フロータイム——1つのアイテムがシステムを最初から最後まで通過するのにかかる平均時間——を入力してください。本ツールはWIPをフロータイムで割り、単位時間あたりのアイテム数としてスループットを算出します。単位は必ずそろえましょう。フロータイムを「日」で測れば、スループットは「1日あたりのアイテム数」になります。

計算式の解説

リトルの法則は、平均WIP = スループット × フロータイム、と表されます。これをスループットについて変形すると、次のようになります。

$$\text{スループット} = \frac{\text{WIP(仕掛り)}}{\text{フロータイム}}$$

この法則が前提とするのは、システムが安定していること(測定期間を通じて、到着数と退出数がおおよそ釣り合っていること)だけです。到着や処理時間の分布について何の仮定も置かないため、これほど広く使われているのです。

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アイテムが入り、内部に仕掛品があり、アイテムが出ていくプロセスの図。リトルの法則がWIP、フロータイム、スループットを関連付けている。
リトルの法則:スループットは仕掛品をフロータイムで割った値に等しい。

計算例

ある開発チームが12件のストーリーを進行中(WIP = 12)で、1件あたりの完了に平均4日かかる(フロータイム = 4日)とします。スループット \(= 12 \div 4 = 3\)、すなわち1日あたり3ストーリーです。スループットを上げるには、フロータイムを短くする(処理を速くする、待ち時間をなくす)か、WIPを増やすかのいずれかになります。ただしWIPを増やすとフロータイムも長くなりがちなので、通常はフロータイムを短縮するほうが有効な打ち手です。

WIPをフロータイムで割ってスループット率を生み出す様子を示す棒状の図。
具体例:WIPをフロータイムで割るとスループット率が得られる。

よくある質問

スループットの単位は何になりますか? フロータイムで使った単位がそのまま反映されます。フロータイムを「時間」で入力すれば、スループットは「1時間あたりのアイテム数」になります。

なぜシステムが安定している必要があるのですか? リトルの法則は、定常状態における長期的な平均について成り立つものです。待ち行列が急激に増えたり減ったりしている場合、ある瞬間のスナップショットは実態を見誤らせることがあります。

フロータイムのほうを求めることはできますか? はい。フロータイム = WIP ÷ スループット、と変形すれば求められます。WIPを減らすことは、フロータイムを手早く短縮する有効な方法です。

最終更新: