MCPで接続 →

計算を入力してください

公式

広告

結果

推奨型締め力(安全率込み)
165
米トン(US tons)
基準型締め力 150 tons
投影面積 50 in²
型締め係数 3 tons/in²

型締め力計算ツールとは?

射出成形機は型締め力(トン数)で能力が表されます。これは、溶けた樹脂を高圧で射出する間、金型の2つの型(可動側・固定側)をしっかり閉じておくための力です。型締め力が不足すると、キャビティ内の圧力に金型が押し開けられてバリが発生します。逆に必要以上に大きすぎると、オーバースペックな成形機にムダなコストを払うことになります。本ツールでは、製品の投影面積と材料ごとの型締め係数を使って、必要な型締め力を見積もります。

使い方

投影面積(製品とランナーを型開き方向から真正面に見たときの影の面積)を平方インチ(in²)で入力します。次に、使用する樹脂に応じた型締め係数をトン/平方インチ(tons/in²)で入力し、安全率を加えてください。本ツールは、基準トン数と、安全率を加味した推奨トン数の両方を表示します。

計算式の解説

基本となる関係式はシンプルです。型締め力=投影面積 × 型締め係数。型締め係数は、製品を充填・保圧するために必要なキャビティ圧力を、トン/平方インチに換算した値を表します。一般的な目安として、流動性のよい材料(PE、PP)では約2〜3 tons/in²、エンジニアリングプラスチックやガラス繊維入りコンパウンド、薄肉成形品では4〜5 tons/in²以上になります。推奨型締め力は、基準値に(1+安全率%/100)を掛けて求めます。

$$\text{Clamp Tonnage} = \text{Area} \times \text{Factor} \times \left(1 + \frac{\text{Safety \%}}{100}\right)$$
広告
部品の輪郭を上から見た図。パーティング面上の投影面積を示すために陰影を付けたもの
投影面積とは、型締め方向から見た部品の輪郭です。
射出成形金型の断面図。内向きの型締め力の矢印が外向きのキャビティ圧力に対抗している様子
型締め力が、射出された樹脂の外向きの圧力に抗して金型を閉じた状態に保ちます。

計算例

投影面積が50 in²、型締め係数が3 tons/in²の製品の場合。基準型締め力=\(50 \times 3 = 150\)トン。これに10%の安全率を加えると、\(150 \times 1.10 = 165\)トン。したがって、定格165トン以上の成形機を選定することになります。

よくある質問(FAQ)

型締め係数はどの値を使えばよいですか? 樹脂メーカーが推奨するキャビティ圧力を参考にしてください。おおまかな目安としては、汎用プラスチックで2〜3 tons/in²、エンジニアリングプラスチックや充填材入り材料で4〜5 tons/in²です。

投影面積にランナーは含めるべきですか? はい。コールドランナーやゲートも、金型を押し開けようとする力に寄与するため含めてください。

なぜ安全率を加えるのですか? 実際のキャビティ圧力は、充填スピード、肉厚、保圧によって変動します。10〜20%の安全率を見込むことで、バリ発生のリスクを抑え、金型寿命を守ることができます。

最終更新: