この計算ツールでできること
「VinFast VF6 充電コスト計算ツール」は、電動SUVのVinFast VF6を充電したときにかかる電気代を試算するためのツールです。バッテリー容量、追加する充電率、お住まいの地域の電気料金、そして実際の充電ロスまで考慮するため、請求書に近い現実的な金額を把握できます。なお、VinFastはベトナム発のEVメーカーで、米ドル建ての電気料金を例にしていますが、お使いの通貨・単価に置き換えればそのまま日本でもご利用いただけます。
使い方
バッテリー容量(kWh)を入力します(VF6 Ecoの実用容量は約59.6kWh)。続いて1kWhあたりの電気料金、充電を開始する充電率、到達させたい充電率、そして充電効率(%)を入力してください。家庭用のAC充電では一般的に85~92%程度の効率です。「計算する」を押すと、料金に加えて、バッテリーに充電されるエネルギー量と、送電網(コンセント側)から取り込むエネルギー量の内訳が表示されます。
計算式の仕組み
まず、バッテリーに実際に充電される有効エネルギーを求めます:バッテリー容量(kWh) ×(目標% − 開始%)÷ 100。充電中は一部のエネルギーが熱として失われるため、この値を効率(小数)で割って、実際にコンセント側から取り込むエネルギー量を算出します。最後に、その電力量に1kWhあたりの料金を掛けると、合計の電気代になります。
$$\text{Cost} = \frac{\text{Battery (kWh)} \times \dfrac{\text{Target \%} - \text{Start \%}}{100}}{\dfrac{\text{Efficiency \%}}{100}} \times \text{Price (\$/kWh)}$$
計算例
59.6kWhのVF6を、1kWhあたり0.17ドル・充電効率90%で20%から80%まで充電する場合:追加する充電率は60%、有効エネルギーは \( 59.6 \times 0.60 = 35.76 \) kWh。送電網から取り込むエネルギーは \( 35.76 \div 0.90 = 39.733 \) kWh。料金は \( 39.733 \times 0.17 \) ドル ≈ 6.75ドルとなります。
よくある質問
なぜ充電効率を考慮するのですか? コンセントから供給された電力がすべてバッテリーに届くわけではありません。充電器や車載システムでわずかに熱として失われるため、実際にはバッテリーに入る量よりも多くのkWh分を支払うことになります。
充電効率はどの数値を使えばよいですか? 家庭用AC充電なら85~92%を目安にするとよいでしょう。DC急速充電も同程度ですが、充電スタンドによっては時間(分)単位で課金される場合があります。
他のEVでも使えますか? はい。バッテリー容量を対象の車種に合わせて変更するだけで、どのEVでもご利用いただけます。