MCPで接続 →

計算を入力してください

公式

広告

結果

水酸化物イオン濃度 [OH⁻]
0.001
mol/L
pOH 3
pH(= 14 − pOH) 11
[H⁺](mol/L) 0

水酸化物イオン濃度とは?

水酸化物イオン濃度は [OH⁻] と表記し、水溶液中に存在する水酸化物イオンの量をモル毎リットル(mol/L)で表したものです。これは溶液がどれだけ塩基性(アルカリ性)であるかを直接示す指標で、[OH⁻]が大きいほど塩基性が強くなります。化学では、扱う数値が非常に小さいため、対数スケールで表した pOH を使うほうが便利な場面が多くあります。

水が水素イオンと水酸化物イオンに解離する様子とpH-pOHスケールの図
水溶液中では、水酸化物イオン(OH⁻)と水素イオン(H⁺)がpH/pOHスケールに沿って共存します。

この計算ツールの使い方

まず「pOHから濃度へ」変換するか、「濃度からpOHへ」変換するかを選びます。わかっている値を入力すると、[OH⁻]・pOH・対応するpH・水素イオン濃度[H⁺]がまとめて返されます。25 ℃の条件下なら、1つの測定値だけで溶液の性質を一通り把握できます。

計算式の解説

基本となる関係式は次の2つです。

$$[\text{OH}^-] = 10^{-\text{pOH}}$$ および $$\text{pOH} = -\log_{10}[\text{OH}^-]$$

25 ℃では、水のイオン積から便利な関係 \(\text{pH} + \text{pOH} = 14\) が成り立ちます。したがってpOHがわかれば、\(\text{pH} = 14 - \text{pOH}\)、さらに \([\text{H}^+] = 10^{-\text{pH}}\) として求められます。これにより、同じ溶液を酸性・塩基性のどちらの観点からも自由に表現できます。

対数関係でpOHの関数として水酸化物濃度を示す曲線
pOHが上がると、[OH⁻]は1単位ごとに10分の1に減少します:\([\text{OH}^-] = 10^{-\text{pOH}}\)。

計算例

たとえば、\(\text{pOH} = 3\) の溶液を考えてみましょう。このとき $$[\text{OH}^-] = 10^{-3} = 0.001\ \text{mol/L}$$ となります。pHは \(14 - 3 = 11\)、\([\text{H}^+] = 10^{-11} \approx 1 \times 10^{-11}\ \text{mol/L}\) です。pHが11であることから、この溶液は塩基性であり、比較的高い水酸化物イオン濃度と矛盾しないことが確認できます。

よくある質問(FAQ)

pH + pOH は常に14ですか? 25 ℃のときだけです。水のイオン積は温度によって変化するため、温度が異なるとこの和もわずかにずれます。

pOHが小さいと何を意味しますか? pOHが小さい(例:1〜3)ということは、[OH⁻]が高く、強い塩基性の溶液であることを意味します。逆にpOHが大きいほど、酸性寄りの溶液になります。

[OH⁻]がマイナスになることはありますか? ありません。濃度は常に正の値です。本ツールでは、対数が定義できるように、0以下の入力をごく小さな値に置き換えて計算します。

最終更新: