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公式

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結果

質量 1.2 kg
高さ 10.5 m
重力加速度 9.81 m/s²
位置エネルギー 123.61 J
10.5 m
123.61 J
Object (Mass: 1.2 kg)
Height (10.5 m)
Potential Energy (123.61 J)
地面(基準レベル)

重力による位置エネルギーとは?

重力による位置エネルギー(GPE:Gravitational Potential Energy)とは、物体が重力場の中でどの位置にあるかによって蓄えられるエネルギーのことです。たとえば本を棚の上に持ち上げると、その本には位置エネルギーが与えられます。そして手を離して落とせば、そのエネルギーは運動のエネルギーへと変わります。この計算機では、質量・高さ・重力加速度という3つの値から位置エネルギーを求め、エネルギーのSI単位であるジュール(J)で結果を表示します。この物理法則は特定の国に限らず、世界中のどこでも普遍的に成り立ちます。

地面から高さhに持ち上げられた物体、質量と重力の矢印を示す図
重力による位置エネルギーは質量・高さ・重力で決まる。

計算式

位置エネルギーは次の式で求められます。

  • $$PE = m \cdot g \cdot h$$
  • \(m\) = 物体の質量(キログラム:kg)
  • \(g\) = 重力加速度(メートル毎秒毎秒:m/s²)
  • \(h\) = 基準点からの高さ(メートル:m)

地球の表面では、gはおよそ 9.81 m/s² です。月では約1.62 m/s²、火星ではおよそ3.72 m/s² となるため、同じ物体でも天体が変われば蓄えられる位置エネルギーの大きさも変わります。

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異なる高さにある2つの物体と異なる位置エネルギーを示す図
質量が大きいほど、高さが高いほど位置エネルギーは増す。

計算機の使い方

  • 物体の質量をキログラム(kg)で入力します。
  • 高さをメートル(m)で入力します。基準とするゼロの位置(多くの場合は地面)から測った値を使います。
  • gの値を入力します。地球の標準値である9.81 m/s²のままでも構いません。
  • ジュール(J)で表示された位置エネルギーを確認します。

高さはつねに「相対的」なものだという点に注意しましょう。どこを「ゼロ」とするかは自分で決めます。同じ物体でも、床を基準にするか地下室を基準にするかで、位置エネルギーの値は変わってきます。

計算例

地球上で、2 kgの教科書が床から1.8 mの高さの棚に置かれているとします。

  • $$PE = m \cdot g \cdot h = 2 \times 9.81 \times 1.8$$
  • \(PE = 35.32\) ジュール

もしこの本が床まで落ちれば、この35.3 Jが運動エネルギーとして放出されることになります。

よくある質問

位置エネルギーがマイナスになることはありますか? はい、あります。物体が選んだ基準点よりも下にある場合です。物理的に意味を持つのは位置エネルギーの「差」だけなので、符号は単にその物体がどちら向きに動くかを示しているにすぎません。

物体が落下するとエネルギーはどうなりますか? 運動エネルギー(\(\tfrac{1}{2}mv^2\))に変換されます。空気抵抗を無視すれば、着地の瞬間にはすべての位置エネルギーが運動のエネルギーに変わります。

なぜ10ではなく9.81を使うのですか? 9.81 m/s²は地球の重力加速度の標準的な平均値です。10という値は手早く概算するための近似で、約2%の誤差が生じます。

最終更新: