平均速度計算ツールとは?
このツールは、2つの区間に分かれた移動の「本当の平均速度」を求めるためのものです。よくある間違いが、2つの区間の速度を単純に足して2で割ってしまうこと。実はこの方法が正しいのは、両区間にかかった時間がまったく同じ場合だけです。正しい求め方は、総距離を総時間で割ること。本ツールはまさにこの計算を行います。単位は揃っていれば何でもOK(km/h、mph、m/s など。距離と時間の単位を合わせてください)。
使い方
まず1区間目の距離と時間を入力し、続いて2区間目の距離と時間を入力します。時間は「時間(hours)」単位で入力してください。「計算する」を押すと、全体の平均速度に加えて、合計距離と合計時間も表示されます。ドライブ、ランニングのラップ、サイクリングの区間タイムなど、2つに分けられるあらゆる移動に使えます。
計算式の解説
平均速度は次のように求めます。
$$v_{avg} = \frac{d_1 + d_2}{t_1 + t_2}$$
ここで \(d_1\)・\(d_2\) は各区間の距離、\(t_1\)・\(t_2\) は各区間の時間です。距離どうしを足せば移動した総距離が、時間どうしを足せば経過した総時間が求まります。これを割ることで、「ずっと一定の速度で走ったら同じ距離を同じ時間で進める速度」、つまり平均速度が得られます。
計算例
たとえば、60 km を1時間で走り、続いて 120 km を2時間で走ったとします。総距離は \(60 + 120 = 180\) km、総時間は \(1 + 2 = 3\) 時間。よって平均速度は $$180 \div 3 = \mathbf{60 \text{ km/h}}$$ です。この例ではたまたま 60 km/h と 60 km/h の単純平均と一致しますが、速度が異なる場合には計算方法の違いが大きく効いてきます。
よくある質問
なぜ2つの速度を単純に平均してはいけないの? 速度を単純平均すると、それぞれの速度で「どれだけの時間」走ったかが無視されてしまいます。総距離÷総時間なら、常に正しい答えが得られます。
どの単位を使えばいい? 距離と時間の単位が揃っていればどんな単位でも構いません。距離をマイル、時間を時間(hour)にすれば、結果は mph になります。
3区間以上でも使える? このバージョンは2区間用です。それ以上の場合は、すべての距離とすべての時間をそれぞれ合計し、割り算してください。