CD(譲渡性預金)とは?
CD(Certificate of Deposit)は、米国などの銀行や信用組合(クレジットユニオン)が提供する、満期が決まった定期預金型の貯蓄商品です。決められた期間(ターム)にわたってまとまった資金を預け入れると、その間は保証された金利が適用されます。金利が固定されており、預金も多くの場合は保険で保護されているため、CDはリスクを抑えながら資産を増やせる手段として知られています。なお、日本でいう「定期預金」に近い商品ですが、ペナルティや金利の仕組みは米国独自のルールに基づく点に注意してください。この計算ツールでは、満期時にCDがいくらになるか、受け取れる利息はいくらか、そして実質的な年利回り(APY)はどの程度かを確認できます。
この計算ツールの使い方
最初の預入額、表示されている年利(APR)、預入期間(年)、そして利息が複利計算される頻度(月次・四半期・年次など)を入力してください。満期額・受取利息の合計・APYが瞬時に表示されます。期間や複利頻度を変えながら、複数の銀行のCD商品を比較してみましょう。
計算式の解説
CDの増え方は複利計算に従います。式は $$A = P\left(1 + \frac{r}{n}\right)^{n\,t}$$ です。ここで \(P\) は元本、\(r\) は小数で表した年利、\(n\) は1年あたりの複利計算回数、\(t\) は期間(年)を表します。複利の頻度が高いほど、リターンはわずかに大きくなります。APYは、この金利を1つの実質的な年利回りとして表したもので、次の式で求められます:$$\text{APY} = \left(1 + \frac{r}{n}\right)^{n} - 1$$
計算例
たとえば、年利(APR)4.5%・月次複利の5年もののCDに10,000ドルを預けたとします。このとき \(P = 10{,}000\)、\(r = 0.045\)、\(n = 12\)、\(t = 5\) です。満期額は $$A = 10{,}000 \times \left(1 + \frac{0.045}{12}\right)^{60} \approx 12{,}517.96 \text{ ドル}$$ となり、利息として約2,517.96ドルを受け取れる計算になります。APYは $$\left(1 + \frac{0.045}{12}\right)^{12} - 1 \approx 4.59\%$$ です。
よくある質問
APRとAPYの違いは? APRは表示上の名目金利です。一方APYは複利の効果を織り込んでおり、1年間で実際にどれだけ増えるかを表します。
複利の頻度が高いほど有利ですか? はい、ただし差はわずかです。同じ名目金利なら、日次複利は年次複利よりもほんの少し多くなります。
満期前に引き出すとどうなりますか? ほとんどのCDには中途解約のペナルティがあり、多くの場合は数か月分の利息に相当します。この計算ツールは、満期まで保有することを前提としています。