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公式

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結果

クランキング圧力の概算値(絶対圧)
255.76
psi(絶対圧)
ゲージ圧 241.06 psi
圧縮比 9:1
ポリトロープ指数 1.3

この計算ツールでできること

このツールは、エンジンの静的圧縮比(CR)から、シリンダーのクランキング時の圧力(PSI)を概算します。混合気は瞬間的に圧縮されるため、その過程は等温変化よりもポリトロープ変化に近く、圧力は単純な比率よりも速く上昇します。初期値のポリトロープ指数 \(n = 1.3\) は現実的なクランキング圧力を示し、\(n = 1.4\) は理想的な断熱変化の値です。

ピストンが空気を圧縮するエンジンシリンダー。行程の下と上での容積を示す
圧縮比は、行程の下死点でのシリンダー容積と上死点での容積を比較したものです。

使い方

圧縮比(たとえば 9:1 のエンジンなら 9)、大気圧(海面では 14.7 psi)、そしてポリトロープ指数を入力します。計算ツールは絶対圧とゲージ圧の両方を表示します。ゲージ圧は、コンプレッションゲージ(圧縮圧力計)が大気圧をゼロとして表示するため、実際にゲージで読み取る数値に相当します。

計算式の解説

基本となる式は $$P_{\text{abs}} = \text{P}_{\text{atm}} \times \text{CR}^{\,\text{n}}$$ です。\(P_{\text{atm}}\) は周囲の大気圧、\(\text{CR}\) は圧縮比、\(n\) はポリトロープ指数(1.0 = 等温、1.3 = 現実的、1.4 = 断熱)を表します。絶対圧から大気圧を差し引くとゲージ圧が求められます:$$P_{\text{gauge}} = P_{\text{abs}} - \text{P}_{\text{atm}}$$

べき乗則に従って圧縮比に対しシリンダー圧力が上昇する曲線
圧縮比と共に圧力が急上昇するのは、関係が圧縮比のn乗に従うためです。

計算例

圧縮比 9:1 のエンジンで \(n = 1.3\)、\(P_{\text{atm}} = 14.7\) psi の場合:\(9^{1.3} \approx 17.347\) となるので、$$P_{\text{abs}} = 14.7 \times 17.347 \approx 255.0 \text{ psi}$$(絶対圧)、ゲージ圧は \(\approx 255.0 - 14.7 \approx 240.3\) psi です。実際のエンジンは、バルブタイミング、ピストンリングからのブローバイ(吹き抜け)、標高などの影響で、これより低い値を示します。

よくある質問

なぜ実際のクランキング圧力は低くなるのですか? インテークバルブの閉じるタイミング、漏れ、冷えたエンジンなどが、実効的に閉じ込められる容積と圧力を下げるためです。

どの指数を使えばよいですか? 実用的な概算には 1.3 を、理論上の断熱変化の最大値には 1.4 を使ってください。

標高は影響しますか? はい。標高が高い場所では \(P_{\text{atm}}\) が 14.7 を下回るため、予測される圧力もそれに比例して低くなります。

最終更新: