このツールでできること
「日額単価から年収を計算するツール」は、業務委託・フリーランス・コンサルタントの1日あたりの単価を、年収換算した税引き前の金額に変換します。業務委託の案件と正社員の給与を比べたいとき、自分の単価を決めたいとき、あるいは1年フルに稼働した場合の収入を把握したいときに便利です。
なお、このツールはイギリスの「デイレート(day rate)」を想定した例で説明していますが、計算の仕組み自体は通貨や国を問わず使えます。日本でも、日額・人日単価で契約する業務委託やフリーランスの年収試算にそのまま活用できます。
使い方
日額単価(1日の稼働に対して請求する金額)と、実際に請求できると見込む年間の稼働日数を入力してください。フルタイムの1年はおよそ260営業日ありますが、祝日や体調不良、案件と案件の合間の空白期間を差し引くと、多くの独立した働き手は現実的な目安として220日程度を使います。入力すると、相当する年収・月収・週収が表示されます。
計算式の解説
基本となる計算は、シンプルなかけ算です。
$$\text{年収} = \text{日額単価} \times \text{年間の稼働日数}$$月収は年収を12で割った金額、週収は週5日勤務を前提として、年間の稼働週数(稼働日数 ÷ 5)で年収を割った金額になります。
計算例
たとえば日額単価が £300 で、年間220日稼働すると見込む場合、相当する年収は $$300 \times 220 = \text{£66,000}$$ です。これを換算すると、月収は約 £5,500、週収はおよそ £1,500(44稼働週として)となります。
よくある質問
稼働日数は何日で計算すればいい? フルタイムの会社員はおよそ年260営業日働きますが、そこから休暇や祝日として25〜35日ほどを差し引くと、請求可能な日数はおおむね220〜230日になります。業務委託では、案件の合間の空白期間を見込んで220日を使うことが多いです。
この金額は税引き前?それとも税引き後? 表示されるのは税引き前(グロス)の金額です。所得税・社会保険料・年金・経費などを差し引く前の数字なので、実際の手取りはこれより少なくなります(国によって税や保険の制度は異なります)。
福利厚生は考慮されている? いいえ。正社員には通常、有給休暇・年金(社会保険)・病気休暇などが含まれますが、日額単価にはこれらが含まれません。そのため、同等の年収に見合うには、業務委託の日額単価を高めに設定する必要があるケースが多くなります。