MCPで接続 →

計算を入力してください

公式

広告

結果

Sire: Black

Dam: Bay

仔馬の毛色の確率:

栗毛
0%
鹿毛
50%
青毛
50%

馬の毛色計算機でできること

この「馬の毛色計算機」は、父馬(種牡馬)と母馬(繁殖牝馬)の毛色をもとに、生まれてくる仔馬が鹿毛(bay)・青毛(black)・栗毛(chestnut)になる確率を予測するツールです。これら基本的な毛色を決める2つの主要な遺伝子をもとに計算するため、ブリーダーの方はもちろん、馬の遺伝学を学ぶ学生さんや、愛馬の交配に興味のあるオーナーさんにも、どんな毛色の仔馬が生まれ得るのか、そしてその大まかな確率を理解する助けになります。

使い方

  • 父馬の基本毛色を選びます:鹿毛・青毛・栗毛のいずれか。
  • 母馬の基本毛色を選びます。
  • 結果を確認します。仔馬がそれぞれの基本毛色になる推定確率(%)が表示されます。

本ツールは、それぞれの親が表に出ていない潜性(劣性)遺伝子を持っている可能性を前提に計算しています。そのため、表示されるのはあくまで「確率」であり、確定的な結果ではありません。正確な結果を知るには、両親の遺伝子検査が唯一の確実な方法です。

$$P(\text{Foal Color}) = f\left(\text{Sire Color},\; \text{Dam Color}\right)$$

計算の根拠となる遺伝のしくみ

これらの基本毛色は、次の2つの遺伝子によって決まります。

  • エクステンション遺伝子(E/e):顕性(優性)の\(E\)は黒色の色素を作り出します。一方、潜性の「\(ee\)」は栗毛になります。栗毛の馬は必ず「\(ee\)」です。
  • アグーチ遺伝子(A/a):顕性の\(A\)は黒色の色素をたてがみ・尾・四肢の先端(ポイント)に限定し、鹿毛を作り出します。\(A\)がない場合、黒色の色素を持つ馬は全身が黒い青毛になります。

つまり、鹿毛=\(E\_A\_\)、青毛=\(E\_aa\)、栗毛=\(ee\)(アグーチは隠れているが結果に影響しない)となります。本計算機は、それぞれの親が持ち得る遺伝子型の組み合わせを考慮し、パネットスクエア(交配表)の考え方を用いて、仔馬の毛色の確率を推定します。

広告
馬の鹿毛・青毛・栗毛の毛色を決定するエクステンション遺伝子とアグーチ遺伝子座の図
エクステンション遺伝子(E/e)とアグーチ遺伝子(A/a)が相互作用して、鹿毛・青毛・栗毛の毛色を生み出します。

計算例

鹿毛の父馬と栗毛の母馬を交配させる場合を考えてみましょう。栗毛の親は「\(ee\)」なので、必ず「\(e\)」を伝えます。鹿毛の父馬は少なくとも1つの\(E\)と1つの\(A\)を持っていますが、潜性の「\(e\)」や「\(a\)」を併せ持っている可能性もあります。仮にこの鹿毛がヘテロ接合(\(Ee\ Aa\))であれば、仔馬は鹿毛・青毛・栗毛のいずれにもなり得ます。よく見られる結果は、おおよそ鹿毛25%・青毛25%・栗毛50%ですが、鹿毛の親が隠し持つ対立遺伝子によって、この内訳は変化します。

父馬と母馬の対立遺伝子の組み合わせから仔馬の毛色が生じるパネットの方形
パネットの方形は父馬と母馬の対立遺伝子を組み合わせ、仔馬の毛色の確率を推定します。

よくある質問

パロミノ・芦毛(灰色)・粕毛なども予測できますか? いいえ。これらは基本毛色の上に重なる修飾遺伝子(クリーム遺伝子、グレー遺伝子、ローン遺伝子)によって生じます。本ツールが予測するのは、鹿毛・青毛・栗毛という基本となる毛色のみです。

なぜ確定的な答えが出せないのですか? 鹿毛や青毛の馬は、目には見えない潜性の栗毛遺伝子やアグーチ遺伝子を持っている場合があるためです。DNA検査をしなければ、見た目が同じでも遺伝子型が異なるケースを区別できません。

栗毛は必ず潜性ですか? はい。両親がともに栗毛であれば、生まれる仔馬は必ず栗毛になります。両親とも「\(ee\)」の組み合わせしか伝えられないためです。

最終更新: