照度とは
照度とは、面の単位面積あたりに入射する光束(光の量)のことで、その面がどれだけ明るく照らされているかを表します。SI単位はルクス(lx)で、1平方メートルあたり1ルーメン(lm/m²)に相当します。この換算ツールは万国共通の物理量を扱うもので、特定の国や地域に依存しません。ルクス、キロルクス、フォト、フートカンデラ、ノックス、各種のルーメン毎面積など、よく使われる13の単位で、入力した1つの照度の値を一度に表示します。
使い方
照度の数値を入力し、その値がどの単位で表されているかをプルダウンから選んで実行してください。対応するすべての単位での換算値が一度に表示されます。冒頭に表示される代表値は、国際標準単位であるルクスでの値です。
計算式の解説
各単位には「ルクスへの換算係数」が固定で定められています。入力値はまずSI基本単位へ正規化されます。
$$E_{\text{lux}} = \text{Illuminance} \times \text{Factor}_{\text{unit}\to\text{lux}}$$続いて、各単位の出力値はルクス値を変換先の係数で割って求めます。
$$E_{\text{target}} = \dfrac{\text{Illuminance} \times f_{\text{from}}}{f_{\text{target}}}$$$$\text{where}\quad \left\{ \begin{aligned} f_{\text{from}} &= \text{factor of } \text{selected unit} \text{ to lux} \\ f_{\text{target}} &= \text{factor of output unit to lux} \end{aligned} \right.$$すべての係数は厳密に正の値であるため、ゼロ除算は起こりません。なお、いくつかの単位は数値的に等しい点に注意してください。ルクスはlm/m²と等しく、フォトはlm/cm²と等しく(いずれも10000 lx)、フートカンデラはlm/ft²と等しく(約10.764 lx)、ノックスはミリルクスと等しい(0.001 lx)のです。面積の換算には厳密な定数を用います(\(1\,\text{ft} = 0.3048\,\text{m}\)、\(1\,\text{yd} = 0.9144\,\text{m}\)、\(1\,\text{in} = 0.0254\,\text{m}\))。
計算例
ある面が500ルクスを受けている場合、この換算ツールは次の値を返します。0.5 klx、0.05 phot、0.05 lm/cm²、約46.45 lm/ft²、約46.45 フートカンデラ、約418.06 lm/yd²、約0.3226 lm/in²、500000 ミリルクス、500000 ノックス。面積単位を確認するには、\(1\,\text{ft}^2 = 0.09290304\,\text{m}^2\) なので、次のようになります。
$$1\ \text{フートカンデラ} = 10.7639\ \text{ルクス}$$よくある質問
フートカンデラとルクスは同じですか? いいえ。1フートカンデラは約10.764ルクスに相当します。これは「1平方メートルあたり」ではなく「1平方フィートあたり」の1ルーメンを表すためです。
フォト(phot)とは何ですか? フォトは1平方センチメートルあたり1ルーメンで、10000ルクスに等しい単位です。CGS単位系の単位です。
ノックス(nox)とは何ですか? ノックスは1ミリルクス(0.001ルクス)に等しく、非常に低い照度を表すために歴史的に使われてきた単位です。